し好
飲料類
ウオッカ
外国語名 | водка (露)、Vodka (英) |
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別名 | ヴォトカ、ウォトカ、ウォツカ などの原語に近い表記にされることも多い。 |
由来 | ロシアでは蒸留酒を「生命の水」、ズィズネーニャ・ワダ(Zhiznennia Voda)とよびこれが短縮されてワダからウオッカという愛称形になったとされる。ポーランドではヴォトカ(VODKA)とよばれる。 |
歴史背景 | 12世紀頃にはロシアで飲まれていたとする説や11世紀のポーランドで蒸留酒が作られていたとする説があるが正確な起源は不明であるが、ロシア革命で世界各地に亡命した白系ロシア人が作り始めたのがはじまりとする国が多い。 |
伝来 | 日本で初めてウオッカを製造・販売したのは大東貿易(現在のタイトー)で1953年のこととされる。 |
特徴 | 酒税法上は「スピリッツ」に分類される蒸留酒の一種。トウモロコシ、大麦、小麦、ライ麦などの穀物やジャガイモを原料とする。糖化、発酵させて蒸留後、白樺の炭で濾過する。このため、無色透明な液体でクセはあまりない。古くからはロシア、ウクライナ、エストニアなど東欧諸国、ポーランド、スウェーデンやノルウェーなどで製造されていた。現在の生産量はアメリカ合衆国が最も多い。 |
保存方法 | 常温で保存できるが、直射日光や高温多湿を避ける。 |
栄養 | 主成分はエチルアルコールと水。アルコール度数は40%前後。 |
備考 | 「ウオッカ」、「ジン」、「ラム」、「テキーラ」の4種を世界四大スピリッツとよぶこともある。 |