は、
2023年9月29日17時をもってサービスを終了します。

利用いただいている皆さまには突然のお知らせとなりますが、ご了承のほどよろしくお願いいたします。
詳細については、こちらのページをご覧ください。

e食材辞典

掲載数は762!
新鮮な食材の見極め方や旬の時期、下処理の仕方からその調理法まで、
毎日のお買い物や献立づくりに役立つ情報が満載です。

食材解説・監修|神戸女子大学家政学部教授 後藤昌弘(農学博士)

し好
飲料類

ジン

ジン

外国語名 Gin (英)
由来 薬酒として作られた「ジュニエーブル(Genievre)」(ジュニパーベリーのフランス語)がオランダで「イェネーファ(Geneva)」とよばれ、イギリスに伝わり、「ジュネヴァ」とよばれたが広まるとともに「ジン」と短縮されるようになったとされる。
歴史背景 11世紀にイタリア人修道士が作ったものが起源とされ、オランダやイギリスに伝わったとされる。18世紀のイギリスでは低級な酒として扱われていたが、19世紀以降品質改善が進み、ストレートで飲むほかにカクテルベースの酒としても用いられるようになった。
伝来 江戸時代、1812年長崎出島で居留するオランダ人のために作られたものが最初とされている。
特徴 酒税法では「スピリッツ」に分類される蒸留酒。大麦、ライ麦、トウモロコシ、ジャガイモなどを原料として造られる。ジュニパーベリー(セイヨウネズの乾燥果実)を香り付けに用いるため香りに特徴がある。ストレートで飲むだけではなくカクテルベースとしてもよく用いられる。「ドライ・ジン(イングリッシュ・ジン、ロンドンジン)」、「イェネーバ(オランダ・ジン)」、「シュタインヘーガー」など製法や産地でいくつかの種類がある。また、近年、日本国内でも「クラフトジン」とよばれるこだわりのあるジンが製造されている。
栄養 主成分はエチルアルコールと水。アルコール度数は40から50%。他の栄養素はほとんど含まれない。
備考 「ウオッカ」、「ジン」、「ラム」、「テキーラ」の4種を世界四大スピリッツとよぶこともある。