し好
飲料類
ジン
外国語名 | Gin (英) |
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由来 | 薬酒として作られた「ジュニエーブル(Genievre)」(ジュニパーベリーのフランス語)がオランダで「イェネーファ(Geneva)」とよばれ、イギリスに伝わり、「ジュネヴァ」とよばれたが広まるとともに「ジン」と短縮されるようになったとされる。 |
歴史背景 | 11世紀にイタリア人修道士が作ったものが起源とされ、オランダやイギリスに伝わったとされる。18世紀のイギリスでは低級な酒として扱われていたが、19世紀以降品質改善が進み、ストレートで飲むほかにカクテルベースの酒としても用いられるようになった。 |
伝来 | 江戸時代、1812年長崎出島で居留するオランダ人のために作られたものが最初とされている。 |
特徴 | 酒税法では「スピリッツ」に分類される蒸留酒。大麦、ライ麦、トウモロコシ、ジャガイモなどを原料として造られる。ジュニパーベリー(セイヨウネズの乾燥果実)を香り付けに用いるため香りに特徴がある。ストレートで飲むだけではなくカクテルベースとしてもよく用いられる。「ドライ・ジン(イングリッシュ・ジン、ロンドンジン)」、「イェネーバ(オランダ・ジン)」、「シュタインヘーガー」など製法や産地でいくつかの種類がある。また、近年、日本国内でも「クラフトジン」とよばれるこだわりのあるジンが製造されている。 |
栄養 | 主成分はエチルアルコールと水。アルコール度数は40から50%。他の栄養素はほとんど含まれない。 |
備考 | 「ウオッカ」、「ジン」、「ラム」、「テキーラ」の4種を世界四大スピリッツとよぶこともある。 |