調味料
及び
香辛料類
ケチャップ/トマトケチャップ
外国語名 | catsup, ketchup (英) |
---|---|
由来 | 中国語で塩漬けにした魚の汁を「コエチアップ」がマレーに伝わり「ケチョップ」とよばれるようになり、イギリスに伝わって「ケチャップ」となったとする説が有力である。保存性のある調味料としてイギリスではキノコを用いたものが主であったがアメリカでトマトを使ったトマトケチャップが考案され、世界的に広まりケチャップの代名詞となった。 |
歴史背景 | アメリカで18世紀頃に考案され、ハインツが1876年に瓶詰を売り出し広く普及した。 |
伝来 | 明治時代にアメリカから伝わり、1903年に国産のトマトケチャップが作られた。1908年に後にカゴメと会社が製造をはじめた。戦後、洋食の普及と容器の改良により広く用いられるようになった。 |
時期 | 通年 |
国内分布 | 原料のトマトピューレの産地はアメリカ、スペイン、中国、チリ、トルコ、ポルトガル、日本など。 |
特徴 | トマトを煮詰めたトマトピューレに、香辛料、塩、砂糖、酢などを加えて煮て作ったとろみのある調味料。トマトはうま味のあるグルタミン酸を多く含むことから、ケチャップは酸味や甘み、うま味のある調味料として用いられている。アメリカでフライドポテトにケチャップをつけるのはこのよい例である。 |
料理名 | チキンライス、オムライス、スパゲティナポリタン、ハンバーグ、 |
調理法 | 炒める、煮る |
選び方 | 製造メーカにより、色や味が異なるので、好みのものを選ぶ。 |
保存方法 | 開封までは常温で保存。高温や直射日光の当たるところは避ける。開封後は冷蔵し、早めに消費する。 |
栄養 | 抗酸化性の強いリコペンやカロテンが含まれる。 |
製造方法 | 完熟トマトを加熱してこし、煮詰めたトマトピューレに砂糖、食塩、酢、オールスパイス、クローブ、シナモンなどの調味料や香辛料と玉ねぎ、セロリなどの野菜を加えて煮た後、容器に詰める。 |
原材料名 | トマト、食塩、砂糖、香辛料、食酢 |