調味料
及び
香辛料類
ユズコショウ/柚子胡椒
原産地 | 発祥は福岡県英彦山周辺とする説や大分県日田市とする説など、九州各地に発祥説がある。 |
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由来 | 「コショウ」は「トウガラシ」を意味する古い言葉で、「ユズコショウ」は「ユズ」と「トウガラシ」を用いて作ることから。 |
歴史背景 | 古くから九州の山間部の家庭で作られていたが、英彦山の業者が1950年にはじめて商品として販売したと言われる。 |
特徴 | トウガラシを粗く刻んで、ユズの皮と塩を加えてすりつぶし、熟成させた調味料。一般的には青トウガラシと青ユズを用いるので緑色をしている。赤トウガラシと黄ユズを用い赤色または朱色となったものもある。緑色は辛味が、赤色は香りが強いとされる。九州各地でよく用いられる他、ユズの産地である高知や徳島などでも作られている。 |
料理名 | 鶏肉のユズコショウ焼き、ユズコショウ炒め、ユズコショウ鍋、ユズコショウマヨネーズ、ユズコショウドレッシング など |
保存方法 | 塩分濃度で保存期間は変わるが、冷蔵庫で保存する。自家製のものは冷蔵し、1週間程度で使い切るのがよい。 |
栄養 | 塩漬けであるためナトリウムが多い。β-カロテンやカリウムなどを含む。 |