穀類
ライスペーパー
外国語名 | rice paper (英)、bánh tráng (ベトナム) |
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由来 | 米を用いたシート状の食品を意味するライスペーパー(英語)から。 |
歴史背景 | ベトナムやタイで古くから作られてきた。 |
時期 | 通年。 |
国内分布 | ベトナム、タイ など |
特徴 | 米に水を加えて砕き、乳液状にしてから蒸気の出ている薄い布の上に広げて糊化させ、薄いシート状にした後、乾燥させたもの。もしくは、液を鉄板で焼いて乾燥させたもの。食感を改良するために米粉液にデンプンを加えることもある。主にベトナム料理やタイ料理で用いられる。使うときは水を含ませて柔らかく戻し、様々な具材を包んで春巻き状にしたり、油で揚げたりする。 |
下処理 | 水またはぬるま湯(40℃程度)にさっとつけてしんなりする程度に戻してから使う。1枚ずつ戻し、戻したものは重ねるとくっつくので重ねて置かないようにする。また、水を含ませたクッキングペーパーではさんで戻す方法や霧吹きで水を吹きかける方法もある。 |
料理名 | 生春巻、揚げ春巻、蒸し春巻、ピザの台、サラダのトッピング(揚げる) など |
保存方法 | 乾燥品であるため、湿気を避けて、密閉容器に入れ冷暗所で保存する。 |
栄養 | 炭水化物が主成分。ナトリウム、モリブデンなどを含む。カロリーは小麦粉で作る春巻きの皮と比べるとやや低い。 |