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e食材辞典

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食材解説・監修|神戸女子大学家政学部教授 後藤昌弘(農学博士)

いも
及び
でん粉類

ムラサキイモ

ムラサキイモ

分類 ヒルガオ科サツマイモ属
原産地 メキシコからペルーにかけた中南米
学名 Ipomoea batatas
外国語名 purple sweet potato (英)
由来 サツマイモの果肉部分が紫色をしていることから。
歴史背景 紅いも(沖縄)や種子島紫(鹿児島)などが在来品種として古くから食用栽培されてきた。近年、アントシアニンの機能性が明らかになるにつれ、需要が増加し、多くの品種が育成されている。
伝来 中国から琉球、薩摩に伝えられた。
国内分布 宮崎、鹿児島、沖縄 など
特徴 サツマイモの果肉部が紫色の品種の総称。皮の色は紫のものや茶褐色のものがある。紫色はアントシアニンによる。パープルスイートロード、種子島ゴールドなどの品種は食用として食味も良いが、アヤムラサキ、ムラサキマサリ、アケムラサキなどの加工用の高アントシアニン品種はアントシアニン採取が目的のため食味は劣る。
品種名 山川紫、アヤムラサキ、アケムラサキ、パープルスイートロード、ムラサキマサリ、種子島ゴールド、宮農36号、備瀬、沖夢紫、ハワイ、豊むらさき
料理名 タルト、チップス、いもけんぴ、パイなど
保存方法 乾燥と寒さに弱いので、新聞紙で包むか紙袋に入れて常温で保存する。
栄養 栄養成分はサツマイモとほぼ同じである。紫色はアントシアニンによる。紫色のもとであるアントシアニンには抗酸化作用のあることが知られている。