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e食材辞典

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食材解説・監修|神戸女子大学家政学部教授 後藤昌弘(農学博士)

いも
及び
でん粉類

タケノコイモ

タケノコイモ

分類 サトイモ科サトイモ属
原産地 東南アジア
学名 Colocasia esculenta
外国語名 taro (英)
別名 京イモ
由来 地上に出ている部分の姿がタケノコ(筍)に似ていることから名付けられたとされる。
歴史背景 1955年頃に関西で販促活動をしていたメンバーが京都で食した精進料理の中に使われていたサトイモが美味で、これにあやかるため「京イモ」というようになったといわれる。宮崎県では認証基準を定め、ブランド化されている。
伝来 宮崎県で明治期に導入された台湾イモを原種として戦前から栽培されてきた。
時期 11月~3月頃
国内分布 宮崎
特徴 サトイモの一種。親イモを食する親イモ用品種の代表で大きいものは60cm程度になる。地上に出ている部分の形状がタケノコに似ることから「タケノコイモ」とよばれる。宮崎県の特産で「みやざき京いも」としてブランド化されている。産地では収穫後に畑の土中に逆さまに伏せて15日以上貯蔵して追熟させ、出荷している。肉質は粉質で、サトイモに比べ皮がむきやすく、煮くずれしにくいことから、おでんや煮物に適する。
料理名 煮物、含め煮、素揚げ など
保存方法 新聞紙に包んで風通しのいい所で常温保存。
栄養 主成分はデンプン。食物繊維が多く、いも類の中では比較的カロリーが低い。また、カリウムが多い。粘りはガラクタンによる。
備考 別名の「京イモ」は、京都では伝統野菜の「海老芋」を意味するので、混用しないように注意が必要である。