砂糖及び甘味類
上白糖
外国語名 | caster sugar (英) |
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別名 | 白砂糖 |
伝来 | 754年に鑑真が中国から伝えたのが最初と言われている。 |
時期 | 通年 |
国内分布 | サトウキビは沖縄や鹿児島、てん菜は北海道で栽培されている。加工原料の原料糖はタイ、オーストラリア、南アフリカ、ブラジルなどから輸入されている。 |
特徴 | 日本の家庭で最も多く用いられている砂糖の一種。サトウキビ(甘蔗)やてん菜(ビート)の搾汁を煮詰めて、分蜜、精製したもの。ショ糖が主成分。ショ糖にビスコ(転化糖;ブドウ糖と果糖の混合液)を振りかけて作る。このため、しっとりした感触を持つ。なお、「砂糖」と言うと「グラニュー糖」を意味するのが世界的には標準で、「上白糖」とするのは日本だけである。 |
保存方法 | 常温で、直射日光や高温多湿なところを避けて保存する。 |
栄養 | 炭水化物(ショ糖)が主成分で極わずかの水分を含む。特筆する栄養成分はない。 |
備考 | 砂糖の結晶は氷砂糖のように透明であるが、粒が小さく光を乱反射するため白く見える。氷が透明で、かき氷が白いのも同様の現象である。白い砂糖を漂白しているとするのは間違いである。 |