豆類
きな粉
外国語名 | roasted soybean flour (英) |
---|---|
由来 | 黄なる粉が黄な粉、黄粉となったとされる。 |
歴史背景 | 菓子作りが盛んになった江戸時代に庶民に広まった。 |
伝来 | 奈良時代初めにはダイズを粉にして使っていたとされる。平安時代の和名類聚抄にはダイズを粉にした「まめつき(未女豆岐)」の記載がある。 |
特徴 | ダイズを煎って皮をむき、粉状に挽いたもの。ダイズ臭がなく、香ばしい風味がある。通常のダイズ(黄ダイズ)を煎ったものは黄色であるが、青ダイズを原料にしたものは淡緑色で「うぐいすきな粉」、「青きな粉」などとよばれる。近年は黒豆を用いたきな粉も作られている。 |
料理名 | すはま、安倍川餅、葛餅、うぐいす餅、わらび餅、きな粉パン、きな粉あえ、きな粉牛乳 など |
保存方法 | 袋の空気を抜くか、密封容器に入れ、冷暗所で保存。脂質の酸化を防ぐには冷凍するのがよい。 |
栄養 | タンパク質、脂質、食物繊維が多い。脂質が多いため、カロリーはやや高めになる。銅、葉酸、鉄、カルシウム、マグネシウム などを含む。ダイズオリゴ糖が含まれており、腸内環境の改善効果が期待できる。 |