豆類
モメンドウフ/木綿豆腐
外国語名 | momendofu (英)、cotton tofu (英) |
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由来 | 製造過程でさらし布(木綿)をひくが、その痕が豆腐表面につくため。 |
歴史背景 | 豆腐の発祥地は中国であり、漢の淮南王劉安の発明によるとされる。 |
伝来 | 奈良時代に中国から伝わるとされる。最古の伝来は奈良とされ、春日大社の文献(中臣祐重、1183年)に御供物として「唐府」という記載がある。他に沖縄や土佐を最古とする説もある。 |
国内分布 | 全国各地 |
特徴 | 絹ごし豆腐よりややかため。表面に布目がつき、クリーム色をしている。 |
下処理 | 必要に応じて水切りする。 |
料理名 | 田楽、肉豆腐、けんちん、擬製豆腐、揚げだし豆腐 |
調理法 | そのままで食せるが、崩して炒める、煮る、他、蒸し料理にも適する。 |
加工品 | 焼き豆腐、厚揚げ、油揚げ、がんもどき |
選び方 | 作りたてのものがよい。 |
保存方法 | 残った分は、水道水につけて冷蔵庫で保管。 |
栄養 | タンパク質は牛乳の2倍、脂質は同程度。大豆の水溶性タンパク質のみを固めており消化がよい。 |
製造方法 | 大豆を磨砕して得た呉(ご)に水を加えて加熱しろ過して豆乳(ろ液)を得て、ニガリを入れて凝固させ、熱いうちにさらし布をしいた型箱に入れて、重石をして水気を切る。 |
原材料名 | 大豆、水、ニガリ |