豆類
リョクトウ
分類 | マメ科ササゲ属 |
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原産地 | インド |
学名 | Vigna radiata L. |
外国語名 | mung bean, green gram (英)、amberique (仏)、緑豆, 文豆 (中) |
別名 | 緑豆、八重生(ヤエナリ)、文豆(ブンドウ)、アオアズキ |
由来 | 緑の豆でリョクトウ、1年に何度も収穫できるのでヤエナリ、粒の大きさが揃っていて物を測るのに用いたことからブンドウと呼ばれたという説がある。 |
歴史背景 | 原産地はインドで、古代に中国に伝わり、日本では17世紀頃から栽培の記録がある。 |
伝来 | 縄文遺跡から豆が出土しているが、不明。 |
時期 | 乾燥品、加工品は通年 |
国内分布 | 中国、タイ、ミャンマー(日本国内での生産量は非常に少なくほぼ輸入) |
特徴 | 種子の形はアズキに似るが、種皮は緑色の物が多く、他に黄色や黒褐色のものもある。日本では、緑豆をそのまま食すことが少なく、はるさめとしてあるいは、もやしとして食すことが多い。インゲンマメ属のケツルアズキ(ブラックマッペ:英名 black gram)と混同されるが別物である。 |
料理名 | 緑豆はるさめサラダ、緑豆もやし炒め、チヂミ、カレー、煮豆やスープなど |
調理法 | 煮る、焼く |
加工品 | 東南アジアでは、豆を丸ごと、あるいはひき割り豆や粉にして食用に、中国でははるさめに、日本ではもやしにしている。 |
選び方 | 乾燥豆は、色のきれいなものを選ぶ。 |
保存方法 | 湿らないように乾燥した密閉容器で保存。 |
栄養 | アズキと似て炭水化物とタンパク質が主成分。炭水化物にはデンプンの他にヘミセルロース、ペントサン、ガラクタンなどの粘性のある成分を含み、この性質を利用してハルサメをつくる。 |