種実類
ハス/蓮の実
分類 | スイレン科ハス属 |
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原産地 | インド |
学名 | Nelumbo nucifera |
外国語名 | lotus seeds (英) |
由来 | 花が咲いた後に花托が肥大してその中に種子ができる。この花托の形状が蜂の巣に似ていることから「蜂巣(ハチス)」とよばれていたのが変化して「ハス」となったとする説がある。 |
伝来 | 仏教とともにインドから中国を経由して伝来したと言われるが、弥生時代の遺跡から発掘されるように古くから自生していたと推定される。 |
時期 | 乾燥品は通年。 |
国内分布 | 中国からの輸入が多い。 |
特徴 | ハスの種子。完熟した種子は硬い種皮を持ち、約2000年前の弥生時代の遺跡から発掘されたものが発芽したことで有名な大賀ハスで知られるように長期間発芽力を維持する。東南アジアでは皮をむいた白い実を生で食べる。乾燥させた実は、軟らかくもどして、中国料理、月餅や蓮蓉包などの中国菓子の餡、シロップ漬けなどに用いる。また、漢方薬(蓮実、蓮子、蓮肉)としても用いられる。 |
料理名 | ハスの実おこわ、中華粥、炊き込みごはん など |
保存方法 | 乾燥種子は高温多湿を避けて保存。生の種子は冷蔵するか、乾燥させて保存する。 |
栄養 | 主成分はデンプン。食物繊維、カリウムやカルシウム、マグネシウム、マンガンなどを含む。 |