種実類
チアシード
分類 | シソ科アオギリ属 |
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原産地 | 中央アメリカ |
学名 | Salvia hispanica |
外国語名 | Chia seed (英) |
由来 | チアー(chia plant)の種子(seed)であることから。チアはナワトル語(メキシコ周辺原住民の一言語)の油っぽいを意味するchianに由来すると言われる。 |
歴史背景 | マヤ文明やアステカ文明の時代にはトウモロコシと同様に重要な作物として栽培されていた。 |
国内分布 | オーストラリア、パラグアイ、ボリビア、アルゼンチン、メキシコ、グアテマラ、アメリカ合衆国南西部など |
特徴 | 一年生の草本植物チアーの種子。直径は1~2mm程度で色は褐色、黒、灰色など。種子を水につけると重量の10~12倍程度の水分を吸収し、種子表面が粘液状のゼリー状の物質に包まれ、独特の食感を生じる。食物繊維やオメガ3脂肪酸を多く含むことから健康食品として注目されている。バジルシードに似るがタンパク質、脂質はやや多くカロリーも少し高い。 |
保存方法 | 湿気を防ぎ密封容器で保存。水で戻すのは食べる前にする。水につけたものを保存する場合は冷蔵し、できるだけ早く使い切る方がよい。 |
栄養 | 炭水化物が主成分。タンパク質、脂質も豊富。脂質にはαリノレン酸などオメガ3脂肪酸が多く含まれる。食物繊維や鉄、カルシウム、マグネシウム、マンガン、亜鉛などのミネラル、ビタミンB1、ナイアシンなども多い。 |