野菜類
クレソン/オランダガラシ
分類 | アブラナ科オランダガラシ属 |
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原産地 | ヨーロッパとされる |
学名 | Nasturtium officinale |
外国語名 | Water cress (英)、Cresson (仏) |
別名 | オランダミズガラシ、クレス |
由来 | クレソンはフランス語。水辺に生えることから、英語ではウォータークレスという。 |
歴史背景 | ヨーロッパ原産で、肉料理の付け合わせなどに用いられてきた野菜。 |
伝来 | 明治の初めに在留外国人の食用に導入されたと言われている。現在では日本各地に帰化している。 |
時期 | 栽培品は通年。天然では地域により若干異なるが3~5月。 |
国内分布 | 山梨、沖縄、愛知、大分、和歌山,栃木 など。各地で自生しているところもある。 |
特徴 | 独特な香りとピリッとした苦み、辛味が持ち味。この辛味は「シニグリン」という成分でダイコンやワサビ同じ辛味物質ある。これは、クレソンの種子にも含まれている。茎は容器に水に入れて挿しておけばすぐに根が出て、生長するほど繁殖力が強い。半水生植物なので栽培は水耕栽培が適する。 |
品種名 | 品種の分化はなく、在来種を使用。葉の形や香りによって5系統に分けられる。 |
料理名 | 肉料理(ビーフステーキ、ロースとビーフ、ハンバーグなど)のつけ合わせ、みそ汁の具、クレソンのサラダ、お浸し、ごま和え、クレソンとたこの酢みそサラダ、クレソンとベーコンのサラダ、クレソンといかのソテー・レモンソース、クレソンとあさりのバター風味、牛ステーキ・クレソンソース、クレソンのポタージュスープ、牛肉とクレソンのライスサラダ、クレソンの天ぷら |
調理法 | かすかな辛味と苦味、さわやかな香りが特徴で、肉料理のつけ合わせやサラダでの生食が多いが、かき揚げや、ゆでておひたしや和え物、スープにしてもおいしい。 |
選び方 | 全体にみずみずしく、葉が大きくて葉の間がつまり、茎が太いものでまっすぐに伸びているものを選ぶとよい。大きく曲がっている物は収穫後時間が経過している可能性がある。 |
保存方法 | 乾燥しないようにポリ袋かポリエチレンラップで包んで冷蔵庫へ。できれば立てた状態で置くのがよい。 |
栄養 | β-カロテン、カリウム、カルシウムが豊富。ビタミンE、鉄、葉酸、食物繊維などを含む。 |