野菜類
カイワレダイコン/貝割れ菜
分類 | アブラナ科ダイコン属 |
---|---|
原産地 | ヨーロッパ |
学名 | Raphanus sativus |
外国語名 | kaiware-daikon, spurout |
別名 | カイワレ |
由来 | 双葉が二枚貝を割ったような形をしていることからきている。 |
歴史背景 | 平安時代には食べられていたとされ、和名抄や宇津保物語に記載があるという。江戸時代にも食べられていた記録がある。本格的な生産はされず、高級品扱いであったが1970年代から水耕栽培を中心として安定供給されるようになり広まった。 |
時期 | 通年。 |
国内分布 | 福岡、千葉、神奈川、高知、大阪 など。 |
特徴 | ダイコンが発芽して双葉を出した頃に収穫したもの。スプラウトの一種。水耕栽培が行われ,スポンジに種を密着させて、子葉が出て10センチほどになったところを収穫する。ダイコン特有の辛味が持ち味。生のままサラダや薬味に、さっとゆでておひたしにしてもおいしい。ビタミンCが豊富。 |
下処理 | 根元を切り落としてから使う。 |
料理名 | 貝割れ菜と高菜漬けのサラダ、貝割れ菜とかにのサラダ、吸い物やみそ汁の具、貝割れ菜のお浸し、貝割れ菜の和え物、貝割れ菜のサラダ、すし種 |
調理法 | ピリッとした辛みが持ち味で、そのままサラダや汁の実、麺の具などに。サッとゆでると特有の辛みが抜けるので、お浸しなどにも。つま物としての扱いから生食用野菜としてまで、幅広く利用できる。 |
選び方 | 葉の緑色が濃く、茎は白くて太さが均一のもの。 |
保存方法 | 購入したパッケージのまま冷蔵庫で立てて保存。いたみやすいのでなるべく早く使いきる。 |
栄養 | β-カロテン、ビタミンB1、B2、C、葉酸、カルシウムなどが多い。 |