野菜類
ハナニラ/花ニラ
分類 | ユリ科ネギ属 |
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原産地 | 東アジアとされる。 |
学名 | Allium tuberosum |
外国語名 | Garlic chives (英) |
由来 | ニラの花茎とその先につく蕾の部分を食用とするため、ニラと区別してハナニラとよばれる。 |
時期 | 通年。5月から9月頃が最も多く出回る。 |
国内分布 | 新潟、高知、山形、宮城 など。 |
特徴 | ニラの花茎とその先につく蕾の部分を食用とするため、ニラと区別してハナニラとよばれる。ニラのような強い香りはないが、独特の歯ざわりと甘味があり、中国料理で用いられる。つぼみのうちに食用とするが、開花すると白い小さな花がたくさん咲く。園芸品種で同名のハナニラは先端に花が一つしか咲かないので区別できる(備考参照)。 |
品種名 | テンダーポータル、マルイチポール など |
料理名 | 炒め物(中国料理)、餃子 など |
選び方 | 茎がしっかりとして、曲がっていないものがよい。また、つぼみはほどよい大きさで軟らかさがあるものがよい。つぼみが乾燥したり開きかけているものは固い。 |
保存方法 | ポリ袋に入れ、冷蔵庫で保存。できれば立てておく方がよい。 |
栄養 | β-カロテン、ビタミンE、K、葉酸、カリウム、食物繊維などが多い。ニラと同様にビタミンB1の吸収を助ける働きのあるアリシンを含むが、葉に比べると少ない。 |
備考 | ハナニラ(Ipheion uniflorum)、イフェイオンとよばれる白や紫、ピンク色の花がつく観賞用の植物がある。匂いがニラに似るため、ハナニラと名付けられているが、別種で食用にはできない。 |