野菜類
きんとき
分類 | セリ科ニンジン属 |
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原産地 | 中央アジア |
学名 | Daucus carota subsp. sativus |
外国語名 | Kintoki Ninjin, Kyoto Red carrot (英) |
別名 | 金時ニンジン、京ニンジン |
由来 | 赤ら顔の坂田金時に由来すると言われる。 |
歴史背景 | 16世紀頃に中国から伝わり、主に西日本各地で栽培されてきた。主産地の香川には1877年に伝わり、1905年頃から野菜として出荷されるようになったとの記録がある。 |
伝来 | 16世紀頃に中国から伝わったとされる。 |
時期 | 11月~3月頃。 |
国内分布 | 香川、関西地方 |
特徴 | 鮮やかな紅色をした東洋系ニンジンの品種。長さは30cm程度になる。肉質は軟らかいが煮くずれしにくい。西洋系ニンジンのような香りは少ないが、独特の風味がある。西日本で多く栽培され、関西地方では正月料理に使われるなど季節感が強い野菜である。紅色はトマトと同じリコペンによる。また、β-カロテンも多く含む。 |
料理名 | おせち料理(煮しめ)、雑煮の具材、なます、煮物、粕汁の具材、サラダ、ピクルス など |
選び方 | 表面が滑らかでツヤのあるものがよい。 |
保存方法 | 乾燥させないようポリ袋に入れて野菜室で保存。 |
栄養 | β-カロテン、葉酸、カリウム、食物繊維などが多い。赤い色はリコペンによる。リコペンは活性酸素を減らすと言われている。 |