野菜類
パクチョイ
分類 | アブラナ科アブラナ属 |
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原産地 | 中国華南地域 |
学名 | Brassica rapa var. chinensis |
外国語名 | pakchoi (英)、小白菜 (中)、油菜 (中国東北部) |
別名 | 広東白菜、小白菜 |
由来 | 英語名のpakchoiからとも考えられるが、1983年に農水省がパクチョイと呼称するように定めたことが大きい。 |
歴史背景 | 中国から伝わった青梗菜のうち、軸が緑色のものを青軸パクチョイ、白色のものを白軸パクチョイなどと称していたが、1983年に農水省によって軸が緑色をチンゲンサイ、白色をパクチョイと呼称するように定められた。 |
伝来 | 1970年代の日中国交回復の頃に中国野菜の一つとして導入されたと推察される。 |
時期 | 5月半ばから12月が収穫期,初夏から晩秋が旬とされる。 |
国内分布 | 埼玉、神奈川、福岡 など |
特徴 | 中国から伝わった青梗菜と同じタイサイの一種。チンゲンサイ(青梗菜)の軸(葉柄部)が緑色なのに対し、白いのものを「パクチョイ」と呼ぶ。漢字では「白菜」となり結球する白菜と紛らわしいため「広東白菜」,「白梗菜」などとも呼ぶ。大きさは青梗菜とほぼ同じだが、葉の緑色は濃く、軸は純白である。軸の食感は加熱してもシャキシャキした歯触りが残る。 |
料理名 | 中国料理(炒め物、スープの具など)、和え物、漬物 など |
選び方 | 葉の緑色が濃く、軸(葉柄)に厚みがあるものがよい。葉の色が薄く、軸に黄色みがある物は鮮度が落ちはじめている。 |
保存方法 | ポリ袋に入れ野菜室で保存する。 |
栄養 | β-カロテン、ビタミンC、カリウム、カルシウム、鉄、食物繊維などが多い。 |