野菜類
ユリネ
分類 | ユリ科ユリ属 |
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原産地 | 中国、日本 |
学名 | Lilium leichtlinii(コオニユリ)、L..lancifolium(オニユリ)、L. anratum(ヤマユリ) |
外国語名 | bulb of lily (英)、 bulbe de lis (仏) |
歴史背景 | 中国では古くから栽培され、薬用に使われていた。日本では江戸時代に栽培が始まったとされる。欧米では食用とされず、観賞用とされている。 |
伝来 | コオニユリ、オニユリは日本、中国などに自生。ヤマユリは日本原産、 |
時期 | 10月下旬から11月上旬に収穫。通年出回るが最盛期は11~2月。 |
国内分布 | 北海道 |
特徴 | オニユリ、コオニユリ、ヤマユリの球根を食用とする。葉が変形した肉厚の鱗片が重なってできている。甘味と苦みがある。関西地方での需要が高く、うま煮、茶碗蒸し、おせち料理などに用いられる。 |
品種名 | 白銀、夕張、夕映 |
下処理 | よごれを削り取り、片を一枚ずつはがす。蒸し物と一部の揚げ物には生のまま使うが、ふつうは芯が残る程度に下ゆでしてから使う。 |
料理名 | ゆり根と春菊のみそ汁、もなかゆり根、揚げゆり根の梅肉酢、ゆり根といかの梅肉和え、ゆり根まんじゅうの蒸し物、こちのゆり根の吸物、ゆり根羹、ゆり根の含め煮、ゆり根ご飯、ゆり根の卵とじ、ぼたんゆり根の甘煮、揚げゆり根まんじゅうのあんかけ、ゆり根のスフレ |
調理法 | ほくほくした食感と、ほのかな苦味をいかして、煮物、揚げ物、蒸し物などに調理する。 |
選び方 | 鮮度は鱗片に張りがあり白いものがよい。傷、しなび、黒ずみがあるのはよくない。 |
保存方法 | 掘りとった球根は、洗って根を切り、傷を付けないようオガクズと一緒に箱詰めして出荷される。傷がつくと変色するので扱いに注意する。オガクズと置くと保存性は高いが、乾燥しすぎるとよくない。 |
栄養 | 主成分はデンプン。カリウム、食物繊維が多い。 |