野菜類
スプラウト
外国語名 | sprout (英) |
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別名 | 発芽野菜、新芽野菜 |
由来 | 芽や新芽を意味する英語のsproutから。 |
歴史背景 | モヤシは5000年前の古代中国で栽培されていたとされる。また、航海中の船乗りの栄養補助に船中で作られたとの記録があるなど古くから食用として用いられてきた。1994年にブロッコリースプラウトにガン予防効果のある「スルフォラファン」が含まれることが発表され、スプラウト類が健康食として注目されるようになった。 |
伝来 | 1999年に村上農園がブロッコリー、マスタード、クレス、レッドキャベツの発芽野菜を「スプラウトシリーズ」と称して販売したのが「スプラウト」の始まりとされる。 |
特徴 | 豆類、穀類、野菜などの種子を人為的に発芽させた新芽を食用するものの総称。光を当てずに暗黒下で育てる「モヤシ」と茎が伸びるまでは暗所で、その後は光を当て緑化させる「カイワレ」、「豆苗(エンドウ豆スプラウト)」が代表的である。前者のグループには豆類(緑豆、大豆、黒豆、アルファルファなど)、後者のグループにはアブラナ科植物(大根、ブロッコリー、マスタード、クレス、カラシナ、ケールなど)やソバ、ヒマワリなどがある。 |
保存方法 | 萎びないようにポリ袋などに入れて冷蔵する。 |
栄養 | 原料となる植物の種類により異なるが、食物繊維、ビタミン、カリウムなどが多い。緑色のものはビタミンCやカロテンを含む。また、豆類のモヤシにはタンパク質が含まれる。 |