野菜類
タデ
分類 | タデ科タデ属 |
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原産地 | ヤナギタデは山野や河原に自生する。 |
学名 | Polygonum hydropiper L. |
外国語名 | smartweed, knotweed, water pepper (英) |
別名 | 鮎タデ、紅タデ、青タデ |
伝来 | 日本に自生し、古くから用いられている。 |
時期 | 紅タデ、青タデは通年。葉タデ(鮎タデ)は夏。 |
国内分布 | 福岡県朝倉市(紅タデの全国生産量の約3/4を生産) |
特徴 | 谷崎潤一郎の小説「蓼食う虫」のタデは、ヤナギタデ。葉に独特の香りと辛みがある。茎葉が8~10cm程度に伸び、葉が5、6枚ついた物を収穫し「葉タデ、鮎タデ」として市販されている。この葉をすりつぶして酢でのばし、タデ酢にする。また、タデの種をまいて発芽させ、子葉が十分開いた物を収穫する(芽タデ)。色によって紅タデ、青タデがある。 |
品種名 | ヤナギタデ、紅タデ、青タデ、 |
料理名 | 鮎の塩焼き、刺身のつま |
調理法 | 葉タデ(鮎タデ)はすりつぶしてタデ酢にする。芽タデはそのまま使う。 |
加工品 | タデ酢 |
選び方 | しなびていない、張りのある物を選ぶ。 |
保存方法 | しなびないようにポリ袋に入れて冷蔵する。 |
栄養 | 香り成分はタデオール、タデオン。辛味成分はポリゴジアール。ポリゴジアールには抗菌作用があるとされている。 |