野菜類
チャイブ/シブレット
分類 | ユリ科ネギ属 |
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原産地 | ギリシャ、ヨーロッパ中部など |
学名 | Allium schoenoprasum L. |
外国語名 | chives (英)、Ciboulette (仏) |
別名 | セイヨウアサツキ |
由来 | チャイブは英語名、シブレットはフランス語名である。 |
歴史背景 | 16世紀にヨーロッパでハーブとしての栽培が広まり、後にアメリカに持ち込まれた。食用、観賞用として家庭菜園を中心に栽培された。 |
伝来 | 同種のアサツキやその変種は日本に古くから自生しており、倭名類従抄や延喜式に記載が見られ、食用にされていたことが明らかである。ヨーロッパのチャイブが持ち込まれた時期は明らかではない。 |
時期 | 秋から冬にかけて収穫されるが、春先の利用が多い。 |
国内分布 | 関東近郊、東北 |
特徴 | アサツキの仲間の多年生草本。ネギ類よりも辛味や苦みがマイルドで香りもおだやか。6~7月頃に紫の小さな花をたくさんつける。チャイブは非常に細いネギの仲間であるが、アサツキを早く収穫したものもチャイブとして売られている場合がある。 |
品種名 | グロロー、スタータライル、ウィロー |
料理名 | ビシソワーズ、サラダ |
調理法 | 生食、スープの浮き実、ハーブチーズ、ハーブバター、フィーヌ・ゼルブ(フランス料理のミックスハーブ) |
加工品 | ハーブチーズ、ハーブバター |
選び方 | 飾りに利用する場合は細く、色がはっきりしているものが良い。 |
保存方法 | しおれないよう、ポリ袋に入れ、冷蔵庫で保存する。 |
栄養 | アサツキとほぼ同じと考えられる。カロテン、ビタミンB群が含まれる。 |