野菜類
タイム
分類 | シソ科イブキジャコウソウ属 |
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原産地 | 地中海沿岸 |
学名 | Thymusu vulgaris L. |
外国語名 | thyme (英)、thym (仏) |
別名 | タチジャコウソウ(立麝香草)、木立百里香 |
由来 | ギリシャ語の煙を立てる(thuos)から、香としてたかれたためthumonの名がつきthymum(ラテン語)、thym(フランス語)、thyme(英語)に変化したと言われる。また、騎士にタイムの葉を送ったことからギリシア語の勇気(thymos)を語源とする説もある。 |
歴史背景 | ヨーロッパでは古くから料理用、薬用として使われてきた。防腐効果があることからエジプトのミイラ作りにも使用された。 |
伝来 | 不明。日本にはタイムの仲間であるイブキジャコウソウが自生していて、薬草として用いられてきた。 |
時期 | 通年 |
国内分布 | 各地のハーブ園 |
特徴 | 多年生で、葉は非常に小さい。古くから各地で栽培され、変種も多いが、まっすぐ伸びる性質(直立性)のコモンタイムと横に這う性質(這性)のワイルドタイムに分類される。 |
品種名 | コモンタイム、レモンタイム、クリーピングタイム、ゴールデンタイム |
料理名 | 香草焼き |
調理法 | ハーブティー、肉、魚料理、煮込み料理の臭い消しや香りづけ、ソーセージ、ハムの風味づけ |
加工品 | 乾燥品、エッセンシャルオイル、タイムビネガー |
選び方 | 色がはっきりして、葉を触っても落ちないものを選ぶ。 |
保存方法 | コップに水を入れ、水に浸かる部分の葉を取り除いて差しておくか、ポリ袋に入れて冷蔵庫で保存する。また、香りのみを用いるなら、風通しの良いところで乾燥させてもよい。 |
栄養 | ビタミンCが多い。香りの主成分であるチモールは強い殺菌力、防腐性を持つ。 |