果実類
アテモヤ
分類 | バンレイシ科バンレイシ属 |
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原産地 | 米国フロリダで改良された交配種 |
学名 | Annona squamosa Annona cherimola |
外国語名 | atemoya, custard apple (英)、鳳梨釈迦 (台湾) |
別名 | カスタードアップル |
由来 | バンレイシ(釈迦頭)のブラジルでの呼び名アテ(ate)とチェリモヤ(cherimoya)のモヤから名づけられたと言われている。 |
歴史背景 | 米国の研究者が1911年にフィリピンで交配して得られた種子をフロリダへ持ち帰って植え、1913年に初結実し、名づけられたと言う。 |
伝来 | 1990年にオーストラリアから静岡県柑橘試験場伊豆分場へ導入され、静岡県内に広まり、栽培が始まった。その後奄美諸島や沖縄でも栽培が試みられた。 |
時期 | 10月~12月。沖縄産は4~5月。 |
国内分布 | 鹿児島、沖縄、静岡 |
特徴 | 果実内の白い部分を食する。糖度が高く、甘い。また、バンレイシ(釈迦頭)と比べ芳香を持つ。食感や風味はパイナップルやマンゴーに似るとも言われる。 |
品種名 | アフリカン・ブライド、ジェフナー、ピンクス・マンモス |
料理名 | 生食、製菓材料など。 |
加工品 | シャーベット、ミルクセーキ、ケーキなど。 |
選び方 | 収穫直後は濃い緑色で硬い。常温で数日おくと表面が白っぽくなり、果肉が軟らかくなる。果皮は緑から黄色、茶色へと変わっていく。食べ頃は皮をむいたゆで卵のような感触で、香りが出た頃が目安となる。 |
保存方法 | 冷蔵すると低温障害を起こして熟さなくなるので、常温で保存し、食べ頃になってから冷やす。熟すと日持ちはあまりしない。 |
栄養 | 主成分は炭水化物。カリウム、カルシウム、ビタミンB6が多い。食物繊維、ナイアシンやビタミンB1を含む。 |