果実類
中国ナシ
分類 | バラ科ナシ属 |
---|---|
原産地 | 中国ナシ |
学名 | Pyrus ussuriensis var. sinensis |
外国語名 | Chinese white pear, sand pear (英) |
別名 | 白梨(はくり)、シナナシ |
由来 | 中国原産で中国から伝わったナシから。 |
歴史背景 | ホクシヤマナシ(シベリアナシ)が中国で栽培化されて生じた栽培変種とされる。 |
伝来 | 1868年に「鴨梨」が、1912年に「慈梨」が導入されたがほとんど普及せず、北海道、青森、長野、岡山などのごく一部で栽培されている。 |
時期 | 10~12月頃 |
国内分布 | 北海道(余市、仁木、増毛など)、青森、長野、岡山 |
特徴 | 洋ナシ形が多いが球形のものもある。果皮は淡い黄緑色で洋ナシのように収穫後追熟させて食用とする。味は日本ナシに近く、シャリシャリとした食感がある。千両は明治期に北海道で発見された品種で他の中国ナシよりも大型である。栽培は鴨梨と千両がほとんどである。 |
品種名 | 鴨梨(ヤーリー)、慈梨(ツーリー)、紅梨(ホンリー)、千両(「身不知」ともよぶ) |
料理名 | 生食 |
加工品 | 缶詰、瓶詰、製菓材料 |
選び方 | 軸がしっかりして重みがあり、果皮の色ムラが少ないものがよい。 |
保存方法 | 熟した物はポリ袋に入れ冷蔵庫へ。未熟果は室温で追熟させる。 |
栄養 | 水分が多い。炭水化物が主成分。食物繊維が多い。ビタミンはごくわずかである。 |