果実類
ハスカップ
分類 | スイカズラ科スイカズラ属 |
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原産地 | 北海道、サハリン、シベリアなどに自生。本州中部の高山にも自生する。 |
学名 | Lonicera caerulea L.var. emphyllocalyx Nakai |
別名 | クロミノウグイスカズラ(和名)、ユノミ |
由来 | 果実のアイヌ語名のハシカプ(haskap)から |
歴史背景 | アイヌの人々は「不老長寿の実」として古くから利用されていた。栽培が始まったのは1970年頃からとされる。 |
伝来 | 北海道に自生 |
時期 | 6月下旬~7月中旬 |
国内分布 | 北海道(苫小牧、千歳、美唄、厚真など) |
特徴 | 果実は3cm程度の楕円形で、熟すと青紫色になる。品種改良されたものは野生種よりは甘みがあるが、ブルーベリーなどに比べると酸味が強い。果汁のpHは2.8程度と強い酸性を示す。これはクエン酸、リンゴ酸、酒石酸による。 |
品種名 | ゆうふつ、ゆうしげ、あつまみらい |
加工品 | ジャム、果実酒、菓子、冷凍果実、ピューレ、ドライパウダー |
選び方 | 果皮に傷がなく、濃い青紫色をしており、表面に白い粉が残っているものがよい。 |
保存方法 | 冷蔵で2~3日。冷凍も可能。 |
栄養 | 食物繊維、カルシウム、鉄、ビタミンC、Eが多い。ポリフェノール、アントシアニン含量も高い。 |