果実類
ハッサク
分類 | ミカン科ミカン属 |
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原産地 | 日本 |
学名 | Citrus hassaku |
外国語名 | hassaku |
別名 | 八朔蜜柑、八朔オレンジ、八朔ザボン |
由来 | 陰暦の八月朔日(ついたち)頃から食べられるという意味で八朔とよばれるようになったという。しかし、実際には、この頃ではまだ熟していないので食べられない。 |
歴史背景 | 江戸時代末に広島県因島(尾道市)にある浄土寺の庭先で発見された偶発実生。ブンタン類とタンゼリンの交配種であるタンゼロの一種であると考えられている。 |
時期 | 12月から4月 |
国内分布 | 和歌山、広島、愛媛、香川、徳島 |
特徴 | 皮が厚くややむきにくい。じょうのう膜はむきやすい。果肉は淡黄色。甘味と酸味のバランスはとれ、風味もよいが果汁が少ない。ごくわずかだが苦みがある。種子もやや多い。 |
品種名 | 八朔、農間紅八朔、早生八朔、八朔No55、和紅八朔、泉紅八朔 |
料理名 | ハッサクのサラダ、ハッサクの酢の物、ハッサクときすの和え物、ハッサクと鶏肉の和え物、ハッサクと玉ねぎのとも酢かけ |
調理法 | 生食 |
加工品 | 加工よりも生食用 |
選び方 | ヘタ枯れ、ヘタ落ち、ヘタの腐敗などが無くオレンジ色のはっきりしたものがよい。乾燥すると褐色の斑点が出てくる。 |
保存方法 | 3~5℃、湿度85~90%の涼風下で保存すると長く持つ。高温低湿で乾燥すると褐斑が出やすくなるので温度と湿度の管理が重要。ワックス処理した場合は長く置くと苦みやアルコール臭が出るので早く消費するほうがよい。家庭ではポリ袋に入れて保存する。 |
栄養 | カリウムやビタミンCを含む。 |