果実類
ホワイトサポテ
分類 | ミカン科シロサポテ属 |
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原産地 | メキシコおよび中米の高地 |
学名 | Casimiroa edulis |
外国語名 | white sapote |
別名 | シロサポテ(和名)、メキシカンアップル |
歴史背景 | 完熟後の日持ちが悪いことや輸送性に欠けることから栽培されて来なかったが、カリフォルニア州南部の農家が栽培を始めその一部が輸入されている。 |
伝来 | 1960年に鹿児島県にある植物試験場で栽培が始まったが、1990年代に導入された穂木が和歌山県や鹿児島県で栽培されるようになり結実するに至ったとの記録がある。 |
時期 | 7~10月頃 |
国内分布 | 和歌山、沖縄、鹿児島 |
特徴 | 品種により果皮の色は濃緑色や黄色と異なるが、くすんだ色になると収穫される。硬い果実を収穫し追熟させる。果肉は白からクリーム色。酸はほとんど含まず、追熟させたものはカスタードクリームのようで甘くおいしい。香りはそれほど強くなくさわやかな香りがある。高級果実として販売されている。通常中央に種子が5個入っている。 |
品種名 | フロリダ、ライニキコマーシャル、パイク、イエロー など |
調理法 | 生食 |
加工品 | アイスクリーム、シャーベット |
選び方 | 果皮がくすんだ大きな果実が良い |
保存方法 | 硬い果実を20~25℃の室温で追熟させる。軟らかくなると果皮が破れるためその直前が食べごろ。冷凍しても風味は変わらないため、すぐに食べない場合は熟したものを冷凍保存する。 |
栄養 | 炭水化物やカリウム、水溶性食物繊維が多い。カルシウムや葉酸を含む。 |
備考 | ブラックサポテと呼ばれる果物があるがこれは全くの別物である。 |