きのこ類
ナメコ/なめこ
分類 | モエギダケ科スギタケ属 |
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原産地 | 日本 |
学名 | Pholiota nameko |
外国語名 | nameko mushroom (英)、pholiote nameko (仏) |
別名 | ナメスギタケ、ナメッコ、ホンナメコ、ヤマナメコ |
由来 | 独特のぬめりがあることから。 |
歴史背景 | 日本全国に見られ古くから親しまれている。 |
時期 | 天然物は9~11月にブナなどの広葉樹の切り株や倒木に生える。通年出回るが10~3月の出荷量が多い。 |
国内分布 | 長野、山形、群馬、新潟などで栽培。おがくずによる栽培が多いが、中部以北の山間部を中心に、原木栽培も行われている。 |
特徴 | 独特のぬめりと歯ごたえが特徴の茶褐色のかさをしたきのこ。かつては天然ものを缶詰にしたものが主流だったが、現在ではおがくず栽培のものがほとんど。天然物は栽培ものよりも柄が長い。 |
下処理 | なめこは熱湯に通して余分なぬめりを取り、ザルにあげる。ザルに入れて熱湯をかけてぬめりを落としてもよい。 |
料理名 | なめこ汁、なめこの酢の物、なめこ雑炊、なめこのおろし和え |
調理法 | うまみや香りはないが、独特のぬめりを味わうきのこ。洗って湯通しし、汁の実や吸い物、和え物、酢の物、雑炊、鍋物などに幅広く使える。 |
加工品 | 缶詰 |
選び方 | 小粒で笠が開いてなくて肉厚のもの、ぬめり(粘質物)がしっかりとあるものを選ぶ。 |
保存方法 | 傷みが早いのでできるだけ早く使う。 |
栄養 | ビタミンB1、B2、葉酸を含む。カロリーは低く、食物繊維が多い。独特のぬめり成分(糖タンパク質や食物繊維の仲間)がある。 |