きのこ類
エリンギ
分類 | ヒラタケ科ヒラタケ属 |
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原産地 | ヨーロッパ |
学名 | Pleurotus eryngii |
外国語名 | king trumpet mushroom (英)、Eryngii (仏)、Eryngi (伊) |
別名 | カオリヒラタケ、アワビタケ、ミヤマシメジ |
由来 | エリンジウム(Eryngium)属の植物に寄生することから名付けられた。 |
歴史背景 | イタリア、フランスなどを中心とする地中海性気候地域やロシア南部、中央アジアに生育する食用キノコ。日本には自生していない。 |
伝来 | 1993年に愛知県林業センターで初めて栽培が行われ、その後生産が拡大した。 |
時期 | 通年 |
国内分布 | 長野、新潟、広島、福岡、香川 など |
特徴 | 最近市場に出回りはじめた。食感はシコシコとしてマツタケやアワビに似ているとされるが、香りはない。ビタミンB1や食物繊維が豊富で、手で大きく裂いて網焼きにしたりバター焼きにしたりするとおいしい。イタリア料理には欠かせないキノコである。 |
下処理 | 石突を取る。 |
料理名 | エリンギの焼き浸し、エリンギのマリネ、エリンギのナムル、エリンギのピクルス、エリンギの南蛮漬け、エリンギの白和え、エリンギのみそ焼き、エリンギと鶏ささみの柚庵焼き、エリンギのチーズ焼き、エリンギの炒めサラダ、エリンギとじゃがいものサラダ、エリンギのきんぴら、エリンギのガーリックソテー、エリンギと帆立のウスターソース炒め、エリンギと牛肉の豆板醤炒め、エリンギの炊き込みご飯、エリンギ炒飯、エリンギピラフ、エリンギのリゾット、エリンギのトマトスパゲッティ、エリンギのクラムチャウダー、エリンギとチーズのピザ、エリンギのクリームグラタン、エリンギフライ |
調理法 | 薄く裂いて炒め物や煮物、フライ、和え物などに。味も香りも食感もよく、すき焼きなどの鍋物にもよい。 |
選び方 | 笠が割れていないもの、軸がピンと伸び、しみや変色のないものを選ぶ。乾いた感じがしないものが新鮮。 |
保存方法 | 保存袋に入れて冷蔵庫で保存。ぬれるといたみやすいので、水気に気をつける。 |
栄養 | ビタミンB1、B2と食物繊維が豊富。多糖類のβ-グルカンも多い。 |