藻類
アラメ
分類 | コンブ科アラメ属 |
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原産地 | 岩手県以南太平洋、瀬戸内海、日本海中南部 |
学名 | Eisenia bicyclis |
別名 | クロメ、カジメ、シワアラメ、サガラメ、チリメンカジメなど |
由来 | ワカメと比べると表面のしわが粗いため |
歴史背景 | 三重県の伊勢志摩地方では昔から伊勢神宮にお供え物として献上されていた。 |
時期 | 7~9月(三重) |
国内分布 | 三重、山口 |
特徴 | 採れたばかりのアラメは非常に硬く渋みがあるため、渋抜きなどの加工後にカットされて販売されている。細切りにされたものは刻み昆布の形状に似ていて、歯ごたえがあるがだしは出ない。また、幅広にカットされているものは干しわかめのような形状で、細切りのものと比べて柔らかい。 |
料理名 | 煮物、味噌汁 |
調理法 | 水に30分ほど浸して戻してから煮物に用いたり、下茹でしてサラダに用いる。 |
選び方 | 乾物は乾燥の度合いが良く、色の黒いものを選ぶ。 |
栄養 | 食物繊維を多く含み、カルシウム、鉄、β-カロテンなどを含む。 |
備考 | 山口県にはアラメの若い藻体を茹でて棒状に巻いた「かじめ」という特産品がある。端から刻み、しょうゆを入れてかき混ぜると納豆のようにトロトロになる。 |