藻類
海ブドウ/クビレズタ
分類 | イワズタ科イワズタ属 |
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原産地 | 南西諸島、東南アジア、オーストラリアなど |
学名 | Caulerpa lentillifera J.Agardh |
外国語名 | green caviar, caulerpa |
別名 | 括蔦 |
由来 | イワズタ科の藻類の直立する茎に球状の小枝が密生していてブドウの房のように見えることから「海ブドウ」と呼ばれる。 |
歴史背景 | 南西諸島周辺や東南アジアの浅海域に自生している緑藻類で、沖縄では古くから食用にされてきた。 |
伝来 | 沖縄では昔から食用とされていた。 |
時期 | 養殖品は通年。 |
国内分布 | 沖縄、フィリピン、ベトナムなど |
特徴 | 海ブドウは食材としての呼び名で、海藻としては「クビレズタ」をさす。形状がブドウの房のようであることから名づけられている。通常、海藻類は火を通して食べることが多いが、海ブドウは生のまま食べられ、風味とプチプチした食感がある。また、塩水付けや塩漬けのものもある。近年は養殖されており、海外からの輸入品もある。 |
料理名 | 酢の物、サラダ、和え物、刺身のツマ |
調理法 | 調味液に長くつけると粒状の部分がしぼむので、独特のプチプチした食感を残すため、味つけは食べる直前にする。 |
選び方 | 粒状の部分が丸く脹らみ、濃い緑色であるものを選ぶ。 |
保存方法 | 冷蔵庫に入れると粒状の部分が萎縮して食感が悪くなるので、常温で保存する。 |
栄養 | 食物繊維、β-カロテン、カルシウム、マグネシウム、鉄、ビタミンKなどが比較的多い。 |