藻類
ムカデノリ
分類 | ムカデノリ科ムカデノリ属 |
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原産地 | 日本各地の沿岸、潮間帯下部に自生。 |
学名 | Grateloupia asiatica |
別名 | 百足海苔 |
由来 | ムカデのように見えるノリであることからと推定される。 |
歴史背景 | 粘質物を多く含み、かつてはその抽出液をフノリと同様に洗濯糊として用いていたとされる。現在は海藻サラダなど食用として用いられる。 |
時期 | 冬から春 |
特徴 | 紅藻類の海藻。からだは平たく、細長い主軸(茎に相当)の両側から対になって多くの枝を出し、先端はとがっている。環境の変化により形態は大きく異なることがあり、ヒラムカデ、キョウノヒモと言った類縁種との区別がしにくい場合もある。手触りは柔らかで、ヌルヌルしている。生きているものは紅色から赤褐色である。季節的な海藻で冬から春頃に生え、夏には変色して枯れる。 |
料理名 | 刺身のつま、海藻サラダ、和え物や酢の物、味噌汁の具材、佃煮 など |
加工品 | 塩蔵、乾物 |
選び方 | 色が濃く、しっかりしているもの。 |
保存方法 | 塩蔵品、乾物は直射日光を避け、冷暗所で保存する。 |
栄養 | 食物繊維、カルシウム、マグネシウムなどが多い。 |