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名古屋コーチン

名古屋コーチン

名称 名古屋コーチン
都道府県名 愛知県
区分 鶏肉
生産地 名古屋コーチンを管理している愛知県から供給された親鶏を使って、名古屋市農業センターと、県内5カ所の民間孵化場が生産
収獲地域情報 出荷日齢は、約120〜150日程度と、ブロイラーの2.5倍から3倍の飼育期間。
別名 正式品種名は、名古屋種
由来 名古屋地方で作り出された鶏なので。
歴史背景 江戸時代後半の日本では、現在のように卵や肉を目的とした養鶏はほとんどなかったが、尾張藩では当時から武士の内職として卵や肉を売るために鶏が飼われていたこともあり、明治維新後、職を失った藩士の転職支援のための各種講習会のなかに養鶏部門もあった。そのため養鶏を始める旧藩士も多く、「尾張のサムライ養鶏」は当時かなり有名だった。1882年ころ、清国(現・中華人民共和国)から輸入された九斤(バフコーチン)は体が大きく多産で、強健、温順であることを聞き、旧尾張藩士の海部壮平・正秀兄弟がこれを入手し、尾張地方の地鶏と交配して新たな鶏を作り出した。この鶏は粗食に耐えてよく育ち、肉質、産卵能力が極めてよく、強健で温厚であるという長所を兼ね備えていたことから、「薄毛」または「海部鶏」と称され評判になった。その後、京都や大阪へ進出して養鶏場を開いた旧尾張藩士により、この鶏が広まり、名古屋地方からきた鶏ということで「名古屋コーチン」と呼ばれるようになった。海部兄弟を中心にして続けられていた名古屋コーチンの育種改良は、1903年からは愛知県が担うようになり、その改良された名古屋コーチンは1905年に日本家禽協会から、記念すべき国産実用品種第一号の鶏として正式に認定された。以後、明治時代から昭和30年代までは、日本の養鶏産業の発展と共に活躍。1962年以降、外国鶏の輸入が始まると名古屋コーチンは激減、種の絶滅という危機に瀕した時期もあったが、昭和40年代に入り、「昔ながらのかしわ肉の味」を求められるようになり、地鶏肉生産という新たな展開で再び活躍の場を取り戻した。現在は、全国の地鶏のなかでも知名度の高いブランドとして広く定着している。
時期 通年
特徴 肉質は弾力に富み、よく締まって歯ごたえがあり、コクのある旨みがある。ほかの鶏と交配させることなく純血のままを保っていることから、昔ながらの「かしわ肉」の味とも表現される。
料理名 郷土料理としては、「かしわのひきずり」(すきやきのような鍋料理)が代表的。
刺身、串焼き、手羽先唐揚げ、鶏めし
加工品 水炊きセット、焼鳥、鶏飯、燻製、味噌漬け、スープなど多数あり
選び方 「純系名古屋コーチン」の肉には、商標登録シールが貼られて流通しているので、これを確認。少しくもった鈍い光沢があるもので、身が締まっているもの。毛穴のブツブツが盛り上がっていることも新鮮な証拠。
保存方法 常温に放置すると変質が早まるので、できるだけ低温に保ち、早めに使い切るようにする。すぐに使わない場合は冷凍保存するのが望ましい。
栄養 高タンパク、低脂肪。ビタミンAやビタミンB群も比較的豊富。豚や牛に比べて、飽和脂肪酸が少なく、不飽和脂肪酸が多い。
問い合わせ先 名古屋コーチン協会 TEL:052-951-7510

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