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白口浜真昆布

白口浜真昆布

名称 白口浜真昆布
都道府県名 北海道
区分 藻類
分類 コンブ科コンブ属
学名 Laminaria Japonica Areschoug
外国語名 Sea tangle
生産地 北海道最南端、渡島半島の函館市南茅部(みなみかやべ)地区から茅部郡砂原(さわら)地区に至る沿岸は白口浜と呼ばれ、真昆布の産地。太平洋に面した南茅部産のものを、白口浜真昆布という。
収穫地域情報 函館市南茅部地区は、市の中心部からクルマで約40分、太平洋に面している。噴火によってできた湾は比較的遠浅で照度が高く、寒暖流が合流し育成に適した水温、広葉樹林から栄養塩やミネラルが大小30の河川から流れ込むなど、良質な昆布が獲れる条件が揃う。約6割ほどの町民がさまざまな形で漁業に携わる。学校給食でも昆布がよく使われる。水産加工品も盛んに作られている。真昆布は年間約4,000t(全国の約15%)もの収獲を誇る。天然昆布は天候や海の状態により年によって収量が変わるが、南茅部漁協が全国に先駆けて養殖に取り組んできた。海に浮かべたロープに種苗を植え、こまめに間引きして安定した品質に育てている。
由来 身が厚く、切り口が白いことから。
歴史背景 縄文期の大船遺跡からも発掘されており、この地域の人々と昆布の関わりは深い。松前藩が朝廷や将軍家に献納していたことから「献上昆布」と称されている。室町時代に乾燥技術が発達し、長期保存が可能になった。戦国時代には、出陣、凱旋の儀式に不可欠の縁起物となる。打ち鮑、勝ち栗、長昆布は、「打ち勝ち喜ぶ」と語呂がよいとされた。 1624年ごろ箱館で刻み昆布の製造が始まり、明治後半までニシンと並んで、この地域最大の交易品だった。その航路はコンブロードとも呼ばれる。
時期 漁期は6〜10月。保存熟成され、年間を通して出回る。
特徴 成長した葉は笹の葉状で、長さは1.5〜3mほど、幅は20〜30cmで縁辺部は薄く大きく波打つ。乾燥した昆布の白い切り口に旨味が凝縮されており、食べると甘みがあってとてもコクがある。上品な甘みと清澄なだしが取れる。生の昆布も乾燥した昆布も、色は飴色かべっこう色をしている。
料理名 味噌汁などの汁物、煮もの、鍋料理などのだしとして。煮昆布。成長途中のやわらかい昆布は、海藻サラダや昆布巻きに
調理法 昆布10cm角、かつお節20g、水1,000ccを用意する。昆布の表面をよく絞ったふきんなどで拭き、水を入れた鍋で30分ほど馴染ませる。中火にかけ、沸騰前に昆布を取り出したあと一度沸騰させ、再度中火に戻す。かつお節を入れて火を止め、かつお節が沈んだらざるなどで手早く濾すとだしができあがる。
加工品 だし昆布、おぼろ昆布、とろろ昆布、昆布だし調味料など
保存方法 開封前は常温、開封後は冷蔵庫で保存する。
栄養 食物繊維としての機能をもつアルギン酸などの多糖類を多く含んでいる。また、無機質、特にカルシウム含量が高い。ヨウ素は、藻類の食品では含量がもっとも高い。β−カロテンやビタミンB群、Cなども多い。
備考 「白口浜真昆布」は南茅部町産のブランド名
問い合わせ先 渡島総合振興局
http://www.oshima.pref.hokkaido.lg.jp/ss/srk/shokusai/a01/a01003.htm

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