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すくなかぼちゃ/宿儺かぼちゃ

すくなかぼちゃ/宿儺かぼちゃ

名称 すくなかぼちゃ/宿儺かぼちゃ
都道府県名 岐阜県
区分 野菜類
分類 ウリ科カボチャ属
生産地 飛騨高山・丹生川(にゅうかわ)地区
収穫地域情報 岐阜県の北部に位置する飛騨高山は、東に乗鞍岳をはじめとする北アルプス、西に白山連峰をのぞむ高い山々に囲まれた冷涼で、冬は積雪の多い地域。すくなかぼちゃは、乗鞍山麓の湧水が石灰質を含む清流として潤す肥沃な大地、おもに夏の昼夜の温度差が13℃近くある標高500〜900mの盆地で栽培されているため、糖度が高く、独特の食感を持つといわれている。
栽培情報 独特の形状と食味にこだわり、品種改良を一切行っていないため、病気に弱く、管理もむずかしいため、収量は一般のかぼちゃの半分程度だが、生産者たちは、毎年栽培研修会を開催するなどして栽培技術を磨き、良質で安定な生産に取り組んでいる。
別名 長かぼちゃ
由来 飛騨・美濃で語り継がれる「両面宿儺(りょうめんすくな)」という偉人の伝説に由来。両面宿儺は、「日本書紀」に登場。身の丈一丈、身体はひとつにして、両面、四手四足、50人力の怪力とされている。神祭りの司祭者として飛騨から美濃を統率し、農耕の指導者として技術を広めたといわれ、今でも地元の人々に「宿儺さま」と親しまれており、毎年「宿儺まつり」も開催されている。このように、人々に親しまれるよう願いを込めて2001年「宿儺かぼちゃ」と命名、商標登録された。
歴史背景 飛騨高山・丹生川(にゅうかわ)地区で長年栽培されてきた伝統野菜だが、どのように育成されたかなど詳細は現在も謎に包まれたまま。かつては自家用野菜だったが、2001年、地元で栽培されている長かぼちゃから形質のよいものを3系統選び、生産者6名で1ha作付け。翌年3月に「丹生川宿儺かぼちゃ研究会」を設立。採種に取り組み、安定した数を確保できるようにすることから始まり、研究を重ねて、栽培技術も統一するなど普及に努めながら会員を増やした。同時に販促にも力を入れ、出荷量は年々増加している。
時期 ハウス、トンネル栽培や露地ものなど時期をずらしながら、8月〜11月に収穫
特徴 長さ50〜80cmのへちまのような独特の長い形状、灰緑色で縦縞がある表皮など、カボチャのイメージからはほど遠い姿形。重さは、2.5kg前後だが、5kgほどに大きくなるものもある。大型のため、市場に出回る際は適度な大きさに切られていることが多い。鮮やかな黄色の果肉、滑らかでホクホクとした食感、濃厚かつ上品な甘みが特徴。
料理名 煮物、天ぷら、スープ、サラダ、プリン、アイスクリーム、ケーキ、和菓子の餡など
調理法 一般的な西洋カボチャと比べてショ糖の含有量が多いので、素材そのものの甘味を生かし、砂糖を控えての調理が可能。また組織が小さいため、早くやわらかくなる。味も染みやすく、口当たりが滑らか。茹で汁も甘いので、スープやデザート類にも適する。
加工品 宿儺かぼちゃ焼酎
選び方 表面につやがあり、重みのあるもの。カットされている場合は、種がしっかりはいっているもの、果肉に厚みがあるものを選ぶとよい。
保存方法 カットしていない場合は、風通しのよい冷暗所で。カットした場合は、種を取り、表面をラップして冷蔵庫の野菜室へ。加熱すれば、冷凍保存が可能。
栄養 ビタミンE、カロテン、オリゴ糖が豊富。
問い合わせ先 岐阜県農政部農産物流通課 TEL:058-272-8417, 8418
http://www.pref.gifu.lg.jp/soshiki/nosei/nosan-butsuryu/

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