e地産地消

阿房宮(食用菊)

阿房宮(食用菊)

名称 阿房宮(食用菊)
都道府県名 青森県
区分 野菜類
分類 キク科キク属
学名 Cheysanthemum morifolium Ramatuelle.
外国語名 chrysanthemum
生産地 南部地方
収穫地域情報 青森県南部に位置する南部地方は、馬渕川沿いに帯状に平野部が広がる。食用菊は霜に当たるとすぐに赤茶色に変色するが、この地域は県のほかの地域に比べて初霜が2週間以上も遅いことが、産地として根づいたきっかけといわれる。
別名 食用菊
由来 秦の始皇帝が菊を愛でた宮殿の名にあやかり、命名した。
歴史背景 阿房宮は、鎌倉時代から京都の公家たちに珍重された高級品だった。江戸時代に南部藩主が京都の九条家から観賞用としてもらい受けたのがきっかけで、旧相内村(現南部町)で栽培してみたところ、花に苦みがなく、芳香と甘味があり、シャキシャキとした歯ごたえで実においしかったため、藩内に広められたと伝えられている。大半が干し菊となるが、干し菊作りが始まったのは、1897(明治30)年ころ。名川町東円寺の板橋太観住職が開発し、教え聞いた清光寺の高山恵輪住職が地域へ普及させた。近年、南部町商工会が南部の観光資源として、阿房宮を使った新しい特産品の開発に力を入れている。
時期 10月下旬〜11月上旬。干し菊は通年出回る
特徴 明るい黄色の食用菊で、一般的に食用菊として知られる延命楽より少し小さめ。長くしっかりとした花びらを持ち、食感的には延命楽よりもやわらかい。生の花の花びらを茹でて野菜として食用にするほか、茹でて板状に乾燥させた「干し菊」としても用いる。
製法 収穫は、午前3時ころから始まる。花をひとつずつ鎌で刈り取り、農家に運んだあとは、花びらをむしる「菊ほかし」を行う。その花びらを蒸し、干し上げて干し菊とする。
下処理 干し菊を用いる場合は、鍋に湯を沸かし、沸騰したら塩少々と酢2〜3滴を加える。干し菊を適当に手でちぎりながら入れ、10〜20秒ほぐしながら茹でる。流水で冷やして軽く絞り、ほぐす。
料理名 お浸し、きゅうりとわかめと阿房宮の酢の物、味噌汁、漬け物和え、くるみ和え、菊花巻きなど
調理法 くるみ和えの作り方。阿房宮とニンジンをそれぞれ茹でる。クルミはすり鉢でよくすり、砂糖を水で溶かし入れ、醤油を少々加えながらさらにする。そこへ茹でたニンジンと阿房宮を加えて和える。
加工品 干し菊、菊うどん、菊花巻き、菊花茶など
保存方法 生のものは乾燥しないように包装して冷蔵保存。乾燥品は密閉して冷暗所に保存する。
栄養 生のものは葉酸が比較的多い。乾燥品はβ−カロテン、ビタミンC、E、葉酸やカリウム、カルシウムが多いが、実際の摂取量はそれほど多くならない。
問い合わせ先 青森県農林水産部総合販売戦略課
http://www.umai-aomori.jp/

※本サイトに掲載されている問い合わせ先は、食材の内容に関してのみの対応となっております。販売についての問い合わせは、ご遠慮くださるようお願いいたします。