名称 | 西明寺栗 |
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都道府県名 | 秋田県 |
区分 | 種実類 |
分類 | ブナ科クリ属 |
学名 | Castanea crenata Sieb. et Zucc. |
外国語名 | Japanese Chestnut |
生産地 | 仙北市西木町小山田地区など |
収穫地域情報 | 小山田地区は小高い山の裾野に家々が点在する中山間地区の集落で、昔からどこの家でも栗の木を植えてきた。 |
由来 | 小山田地区が昔、西明寺村に属していたことから。 |
歴史背景 | 300年ほど前、秋田藩主が飢饉に備えて京都の丹波地方や岐阜の養老地方から栗の種を持ち込み、栽培を奨励したのが始まり。それらが交雑し、偶然大きい栗が生った。その大きな栗だけを選抜、交配させて現在の西明寺栗になった。藩主への献上の記録があるほか、年貢米の替わりに栗を上納していたとも伝えられる。近年、高齢化により生産は減少している。 |
時期 | 10月初旬〜11月上旬 |
特徴 | Lサイズで平均の幅が3cm強、25〜30gにもなり、日本一の大きさと言われる。果肉は黄色を帯び、やや堅く、粉質で味がよい。渋皮が薄く、煮崩れしにくい特徴がある。 |
料理名 | 甘露煮、渋皮煮 |
調理法 | 渋皮煮の作り方。栗2kgを熱い湯に1時間ほど漬ける。渋皮に傷をつけないよう気をつけながら、鬼皮を剥く。鍋に栗を入れ、ひたひたの水、重曹小さじ1杯を入れて煮る。お湯が真っ黒になったら煮汁を捨てて水を入れ、重曹を小さじ1杯弱入れて煮る。重曹を徐々に少なくしながら、煮汁が濁らなくなるまで数回くり返す。ひたひたの水を入れて煮る。砂糖1kg、白ワイン200ccを2回に分けて加え、2〜3時間煮る。翌日まで休め、味を染み込ませる。 |
加工品 | モンブラン、和菓子 |
栄養 | 炭水化物、食物繊維が豊富。ビタミンB1、ビタミンCも含む。 |
問い合わせ先 | 仙北市活性化施設「かたくり館」 TEL:0187-47-3535 |
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