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一町田セリ

一町田セリ

名称 一町田セリ
都道府県名 青森県
区分 野菜類
分類 セリ科セリ属
学名 Oenanthe javanica
外国語名 Water dropwort(英)、Japanese parsley(英)、Chinese celery(英)
生産地 弘前市(旧岩木町)一町田地区
収穫地域情報 津軽平野でも有数の湧き水地帯で至るところから地下水がわき出している。中でも外気温にかかわらず、ほぼ10度と一定の水温を保つ“清水っこ(しみずっこ)”と呼ばれる清らかな湧き水が豊富なため、この地域の田んぼは真冬でも凍ることがない。そのため藩政時代のころよりセリの栽培が盛んであった。また、収穫時期にあたる11月下旬以前から気温が下がることもあり、耐久性が強まり、それが風味の良さを生み出している。栽培されているのは“島根みどり”という品種。この品種がこの土地と水に一番馴染むとされている。
栽培情報 津軽の気候風土にあわせて切り込み方式(夏の終わりごろに2回刈り取りをし、そのあとに生えてきたものを収穫している)で栽培されている。刈り込んだあとにまた伸びてきた、しっかりとしたセリを収穫している。
別名 エグ
由来 国内で最も古くから利用されてきた数少ない日本原産野菜のひとつ。現在流通しているものは“田ゼリ”と呼ばれる栽培ものが主流である。その名前の由来は小川のほとりや田んぼの畦に群生し、競って伸びる様子から“セリ”と呼ばれ、そこに栽培地域の一町田の地名がつけられた。
歴史背景 “津軽七草”の一つとして400年以上も前から津軽地方の貴重な冬野菜として栽培されてきた弘前の在来種。かつて冬に葉物野菜が取れなかったこの地区では春の七草を揃えることができず、せいぜい1〜2種だった。そんな状況下で一町田セリは比較的手に入れやすい七草の一つとして重宝されてきた。
時期 12月上旬〜2月
特徴 青臭さがほとんどない。独特の強い香りとシャキシャキとした歯触り、風味が良いのが特徴。特に根元と根の味わいが濃く、甘味も強い。
下処理 鍋に塩水を張り沸騰させ、根付きのまま投入。茹ですぎるとセリの持ち味であるシャキシャキ感が損なわれてしまうので、茹で時間は10秒程度をメドに。アクが強いので下茹でが終わったあとすぐに氷水に落とし、熱が冷めたあともしばらく水にさらしておく。
料理名 鍋物、胡麻和え、てんぷら、そば寿司、おひたし、きんぴら炒め、みそ汁、漬け物、鍋焼きうどん、キムチ、サラダ、せりご飯
調理法 加熱する場合は火を通しすぎるとセリのさわやかな香りと歯ざわり、きれいな緑色が損なわれるので気をつけること。
選び方 葉や茎があまり赤くなく緑色が鮮やかなもの。茎があまり太くないもの。茎はもちろん葉先までシャキッとしていてみずみずしいものを選ぶこと。葉の色が黄色くなっているものや茎がヘナヘナしているものは鮮度が落ちた印なので避けること。根付きのもののほうが日持ちする。
保存方法 乾燥しないように水分を含んだ新聞紙などでくるんでポリ袋に入れて気温の低い、風通しのよい場所か冷蔵庫の野菜室へ。2〜3日は持つが香りが段々薄れてくるので早めに消費すること。
栄養 βーカロテンやビタミンC、ビタミンK、鉄、葉酸などのミネラルを豊富に含んでいる。
問い合わせ先 青森県農林水産部総合販売戦略課
017-722-1111

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