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味間いも

味間いも

名称 味間いも
都道府県名 奈良県
区分 いも及びでん粉類
分類 サトイモ科サトイモ属
学名 Colocasia esculenta
外国語名 Eddoe(英)、Taro(仏)
生産地 磯城郡田原本町を中心に天理市、奈良市などで栽培されている。
歴史背景 味間いもとはサトイモの品種の一つである。昭和初期に奈良県農事試験場(現在の奈良県農業研究開発センター)において、研修生としてサトイモの品種比較試験に携わった田原本町味間の生産者が、最も有望な品種を譲り受け、生産・維持されてきた。だが、その当時、譲り受けた品種や系統については不明のまま。農業研究開発センターで6品種・系統(味間いも、セレベス、石川早生、上庄系、唐芋、鳥播)を用いて品種分類上の位置づけを確認したところ、味間いもは福井県東部在来品種である“上庄系”と近縁であること、また、“石川早生”と同一グループに分類されることが分かっている。栽培が始まった昭和初期、サトイモは主に自家消費用とされ、換金作物として扱われていなかったため、優良品種ながらも味間の人々の関心は低く、栽培が広がることはなかった。しかし、昭和30年代中頃に味間出身で日本を代表する企業の重役が社長にそのサトイモをお歳暮として贈ったところ、絶賛されたという逸話が地元で語り継がれ、そのころから徐々に栽培が広がっていった。そしていつのころからか生産地である“味間”の地名を冠した“味間いも”と呼ばれるようになり、現在まで大切に種いもを受け継ぎ、生産されている。
時期 11月〜1月
特徴 外観は球状。一般的なサトイモよりも大ぶりである。切った断面は白くきめ細かい絹肌で粘り気が強い。その粘りの強さはサトイモの代表的な品種である石川早生を越えており、その食感はコクがあり、ねっとりとしていてとろける。
下処理 よく水洗いし、乾かしてから皮を剥くこと。濡れたままだとぬめりのせいで剥きにくい。煮物に使う場合、面取りして煮崩れを防ぐ。また皮を剥いてから塩でぬめりを落としてから米のとぎ汁に少量の酢を加えてゆでた水で下ゆですればアクが抜ける。
料理名 煮っ転がし、田楽、蒸し芋、みそ汁、雑煮、奈良県の郷土料理であるいもばた(ぼた餅)
選び方 表面の皮が乾燥しすぎず、しっとりと湿っているもの。皮の縞模様がくっきりしていて固いもの。ふっくらと丸く手にしたときにずっしりとした重みを感じるもの。泥つきと泥が落ちたものでは泥つきのほうが風味が良い。
保存方法 乾燥と低温に弱いので保存するときは濡らした新聞紙などに包んで風通しのよい冷暗な場所に置くこと。冷蔵庫での保存は厳禁。また、泥を落としてあるものは長期保存に向いていないのですぐに食べ切ったほうが良い。
栄養 カリウムを多く含むほか、ビタミンB1やビタミンB6など。
問い合わせ先 奈良県農林水産振興課
http://www.pref.nara.jp/dd.aspx?menuid=2767

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