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秋芳梨(赤秀)

秋芳梨(赤秀)

名称 秋芳梨(赤秀)
都道府県名 山口県
区分 果実類
分類 バラ科ナシ属
学名 Pyrus pyrifolia var. culta
外国語名 Pear(英)、Poire(仏)
生産地 美祢市秋芳町
収穫地域情報 秋芳梨が栽培される美祢市秋芳町ではその梨園の多くが日本一のカルスト台地として名高い“秋吉台”の石灰岩地帯の山麓や平野にある。そのため、長い年月によって風化・浸食された石灰分が流入し、排水良好な土壌となっている。さらにこの土壌の中には秋吉台草原の草などを堆肥とした肥沃な有機物が豊富に含まれている。カルシウムと透明度の高い良質な水にも恵まれており、気象条件も昼夜の気温格差が大きく温暖である。甘くて大きい梨を栽培するうえでとても適した環境となっている。
栽培情報 美祢市秋芳町で栽培されている梨は青なしの二十世紀梨で、梨の品位基準のうち最も優れた“秀”の中でも特に果実の外観や形が厳選された“赤秀”という品質ランクに位置した食材である。出荷前に行われるサンプル検査で糖度11.5度以上が見込まれるもの。高品質化に向けた栽培管理を遵守していること。出荷団体の出荷規格などに基づき出荷されていること。品種固有の完全着色であること。以上4つの基準を満たしたものが“やまぐちブランド”として登録されている。
歴史背景 当地で栽培されている梨は二十世紀梨である。二十世紀梨は19世紀末に千葉県で発見された品種であるが、1904年(明治37年)に山口県美祢郡別府村下嘉万の西村正一氏ほか2名の手によって山口県秋芳に二十世紀梨の苗木が導入され、梨の栽培が開始された。その後、1937年(昭和12年)に初めて共同選果場が建設、1955年(昭和30年)には、それまで4つあった生産組合が合併して“秋芳梨生産販売協同組合”が結成され、統一ブランド名の“秋芳梨”として販売されるようになった。秋芳梨生産販売共同組合は“甘くて大きい”梨づくりを目標に現在も日々、栽培、生育を行っている。
時期 8月下旬〜9月下旬
特徴 サイズは約300g前後。形は整った球形をしていて、果皮は薄い。きれいな黄緑色をした、きめの細かい密度ある繊維質たっぷりの果肉で、その糖度は11度〜11.5度。水分を多く含んでいるため、多汁で食感はみずみずしくシャリシャリしていて歯触りが良い。さわやかな甘味とほどよい酸味のバランスが絶妙に調和している。
下処理 お尻の周辺と皮の近くが最も糖度が高く甘味が強い。逆に芯の近くはゴリゴリとしていて固く、酸味がある。そのため、食べる際は皮はできるだけ薄く剥き、芯の部分は少し大きく切り取ること。
調理法 長時間冷やし過ぎると甘味が薄れてしまう。美味しくたべるためには、食べる1時間ほど前に冷蔵庫で冷やすか、食べる直前に氷水に漬けて冷やすのがよい。そのシャキシャキした歯触りを最も活かせるのが生食である。また、梨にたっぷりと含まれている果汁をしぼってゼリーやシャーベットに仕上げたりも出来る。柔らかくなりすぎてしまったものに関してはピューレにして煮込み料理に甘味料として使用できるほか、スムージーとしても使える。
選び方 見た目の形が良く、果皮に色むらがなくハリがあるもの。軸がしっかりとしていて、お尻がふっくらとして広いもの。手に持ったときに固く締まっているもの。大きさが同じなら重みがあるものを選ぶこと。表面の皮の色がみずみずしい緑色のものはシャキシャキしていてみずみずしいもの。それが少し黄色っぽくなれば甘味が出た証拠である。黄緑色の中に黄色くなった部分がまだらに入っている状態のものが最も美味しく食べごろである。
保存方法 水分が蒸発するとカサカサになるので新聞紙などで包んでからポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。新鮮で保存状態が良ければ7〜10日くらいは日持ちする。冷凍保存には向かない食材ではあるが、もし冷凍する場合は皮を剥き、レモン汁を少し加えてミキサーにかけたピューレ状にして、保存用の密封用袋に入れ、薄い板状にして冷凍室へ。
栄養 カリウム、食物繊維、ソルビトールなど。
問い合わせ先 山口県ぶちうまやまぐち推進課
TEL:083-933-3395

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