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アマランサス

アマランサス

名称 アマランサス
都道府県名 岩手県
区分 穀類
分類 ヒユ科ヒユ属
学名 Amaranthus cruentus (スギモリゲイトウ)
外国語名 Pigweed (英)、Amaranth (英)
生産地 軽米町、二戸市、九戸村、一戸町など。
収穫地域情報 土壌や気候条件が不良でも生育することができ、長期間の保存にも耐えられる作物なので、県内でも、主な産地は県北地方=二戸地域に集中している。
栽培情報 国内生産量のほぼ100%が岩手県で生産されている。特に栽培面積が最も多いのは軽米村で、近隣の二戸市、九戸村、一戸町を合わせた二戸地域全域では県全体の90%以上を占めている。また、アマランサスは生育期間が短く、約120日程度で収穫できるので、栽培性に非常に優れている。
別名 和名を“仙人穀”という。
由来 ギリシャ語のアマラントス(=花がしおれることがないの意)が語源となっている。
歴史背景 南米アンデス原産の雑穀で約4000年くらい前からインディオたちの手によって栽培されてきた。県内では、二戸地域にある軽米町で昭和61年から町内有志により、アマランサス栽培が始められた。昭和63年には“軽米町アマランサス生産組合”が設立され、本格的な生産が開始。その後、生産組合を中心にアマランサスの栽培実証や生産体制作り、加工研究などを経て、平成3年から一般農家による栽培生産が始められた。
時期 9〜10月
特徴 ヒユ科ヒユ属の1年草で、草丈は1〜2メートルに成長し、赤い花をつける。粒はベージュ色をしていて、食感はやや苦味があり、タラコのようにプチプチとしている。小粒だが、含まれる栄養価は他の雑穀と比較するとずば抜けて高い。また、他の雑穀と違い、種皮が柔らかいので、精白しないで全粒を食べることができる。加工適性に優れていて、煮たり蒸したりすると粘性が出てきて他の穀物類と混ざり合いやすくなるため、この特徴を利用した料理や菓子などの研究・開発が進められている。
下処理 ごみやぬかを落とす必要があるので必ず水洗いをすること。その際、アマランサスは粒が小さいので大きめの茶こしを使うか、キッチンペーパーまたはガーゼなどをザルに広げて洗うとよい。適度に水分を吸わせることでより美味しくなるので、15〜30分程度水に浸けてから、しっかりと水を切ること。
調理法 白米と一緒に炊く。その際、白米1合に対してアマランサスは大さじ1杯を混ぜて、通常の水加減で炊飯すること。また、アマランサスは小粒なので、空煎りするとポップコーンのように弾けて、ポップアマランサスになる。少しほろ苦いが、サラダのトッピングやケーキの生地などにも使用できる。煎って缶などに入れておけば、いろいろな料理に使いやすい。さらに炊いてもふやけていくことがないので、ドレッシングやマリネなどにも使える。単品で炊く際に、独特の匂いが気になるのならば、フライパンで軽く乾煎りし、そこに乾燥させたしめじかスライスした生姜と一緒に煮ると匂いが消えるだけでなく、旨味が高くコクのある深い味になる。粒は熱湯でねればすぐに食べることができるが、皮が張ったしっかりとしたプチプチ感がある粒なので、タラコやキャビア感覚で使うといろいろと楽しめる。粉にしてパンやクッキー、麺に混ぜてもよい。なお、若い茎葉は野菜としてもおいしく食べることができる。実を収穫したあとの春まで干しておけば、健康茶にもなる。
加工品 アマランサス麺、南部煎餅、ケーキ、雑穀焼酎など。
保存方法 袋を開けたあとは湿気を防ぐためにすぐに密閉容器に移して直射日光と高温多湿を避けて保存すること。特に暑い夏場は密封して冷蔵庫で保存するのが望ましい。
栄養 仙人の穀物と言われているように、他の雑穀と比較してもビタミンB2、ビタミンB6、タンパク質、脂質、葉酸、リン、鉄、カルシウム、マグネシウム、食物繊維などが非常に多く含まれている。

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