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食用ほおずき

食用ほおずき

名称 食用ほおずき
都道府県名 岩手県
区分 果実類
分類 ナス科ホオズキ属
学名 Physalis pruinosa
外国語名 Cape Gooseberry (英)、Alkekenge, Physalis (仏)
生産地 主に岩泉町
収穫地域情報 県内の東部に位置する岩泉町は宇霊羅山の山懐に抱かれ、面積の約98%が山である。その宇霊羅山の東側に入り口がある龍泉洞は日本三大鍾乳洞の一つとして知られており、この地底湖から湧き出す水は透明度日本一と称されるほどの天然水。こうした自然豊かな町で食用ほおずきは栽培されている。
歴史背景 原産地は南米だが、県内の岩泉町で栽培を始めるきっかけとなったのが、食品加工会社に勤務する女性社員。フランスに旅行した際、生のほおずきをそれとは知らず食べたところ、その“懐かしさがありながらも新しい味”に感動したことで、平成17年から自宅のリンゴ畑で栽培を開始。初年度は200株ほどを栽培したが、害虫の被害もあって、ほとんど商品にはならなかった。だが、害虫対策を施した翌年は少ないながらも収穫があり、需要も予想外にあったことから、3年目からは18戸の農家と契約。平成22年には栽培農家が約70戸にまで広がり、現在に至るまで岩泉町での生産量を徐々に増やしていくに至った。
時期 8〜10月
特徴 見た目はオレンジ色のミニトマト。豊潤な香りがあり、酸味と甘さのバランスがいい。特にその糖度は12〜13度ほどあり、パイナップルほどの甘さを誇っている。それゆえ、フランスでは“冬のサクランボ”と言われるほど。そのため、そのままはもちろん、ソースやジャムにしても美味しく食べることができる。こうした見た目や味わいから“ストロベリートマト”“ほおずきトマト”“フルーツホオズキ”“オレンジチェリー”といったようにいろいろな名称がある。
調理法 ガクの部分を広げるとその中にオレンジ色の実が入っている。実の皮は薄いので、そのままでも食べられるが、グリルにしたり、煮込むのもおすすめ(ただし、加熱しすぎると繊細な香りが逃げてしまうので、火を通すときは短時間でサッと火を通すことがポイント)。サラダに散らしたり、肉料理などの付け合わせにしても相性がいい。甘さと酸味のバランスがよい食材なので、ジャムやソースにしても美味しく食べることができる。特にビューレ状にしてムースやゼリー、アイスクリームなどにしてスイーツを作る際に使用することもできる。
加工品 ジャム、スイーツソース、コンポート、リキュール、アイス、お茶、ドライフルーツ、ドリンク剤、ジュースなど。
選び方 中の実の表面が傷みやすいので、ガクを付けたままのものを選ぶこと。また、実の表面にキズなどがなく、鮮やかなオレンジ色に熟したものがよい。
保存方法 湿気に弱く、濡れると傷みやすくなる食材である。実自体の皮も傷みやすいので、保存するときは、実を包んでいるガクを破らないように注意して、新聞紙やキッチンペーパーなどで包み、水滴が付着しないようにポリ袋などに入れ、冷蔵庫で保存すること。
栄養 イノシトールが多く含まれている。

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