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二子さといも

二子さといも

名称 二子さといも
都道府県名 岩手県
区分 いも及びでん粉類
分類 サトイモ科サトイモ属
学名 Colocasia esculenta
外国語名 Taro (英)、Taro (仏)
生産地 北上市二子地区
収穫地域情報 北上市内を流れる北上川周辺には、表層から1メートル深くまで黒々と肥沃な土壌に恵まれた土地がある。この地の土壌は柔らかいため、さといもにとって成長しやすい環境となっている。
歴史背景 二子町振興協議会が2014年に発行した『二子いものこ 300年の歴史』によると、さといも自体は古くは万葉集に登場していて、その歴史はジャガイモやさつまいもよりも古いとある。二子町での栽培がいつから始まったのか、その起源はいまだ不明な点が多く完全には明らかになってはいないが、少なくとも300年の栽培の歴史はあると言われている。
時期 9〜11月
特徴 独特の粘りが特徴的なさといもだが、この二子さといもは北上市二子地区の在来種である。一般的にさといもは親芋から子芋、孫芋と連なって成長し、この点は二子さといもも同じではあるが、二子さといもは主に子芋を食べる品種なので、大玉の子芋が好まれる傾向がある。さらにさといもには“赤茎(あかから)”と“白茎(しろから)”の2種類があるが、この二子さといもは赤茎である。白茎のさといもと比較すると、特に肉質がまろやかで粘り気が強くコクがあり、ねっとりと滑らかな舌触りが日本一とも評されている。柔らかいのに煮崩れしにくいのも特徴である。
下処理 皮を剥くときは、一度よく水洗いしてから乾かすこと。濡れたままだとぬめりのせいで、非常に剥きづらくなる。乾いたら魚のうろこを取る要領で、包丁を立てて剥くこと。りんごの皮を剥くときのやり方で剥くと味が落ちてしまうので要注意。なお、さといもを料理する際、かゆみを感じる場合は、皮を剥く前に酢か重曹を手にすりこんでおくと、かゆみが生じにくくなる。もし、皮を剥くのが面倒なら、ラップで包んで電子レンジで加熱すれば、簡単に手で皮を剥くことができる。
料理名 芋の子汁、ズボイモ料理、煮っころがし、煮物、揚げ物、コロッケ、衣かつぎなど。
調理法 煮物にするときは、皮を剥いたのちに塩でぬめりをすり落とし、少量の酢を加えた米のとぎ汁をゆで水にして、下ゆですること。こうすることで、えぐみが取り除かれる。いもは白く、澄んだだしやスープに仕上げることができる。また、小さいサイズのさといもに胡麻、くるみ、大根おろし、ずんだなどいろいろなものを和えればズボイモ料理が簡単に完成する。
選び方 ふっくらとした丸みを帯びているもの。表面に傷のないもの。手にしたときにずっしりと重みを感じるもの。土や泥が付いているもの。皮は乾いているものよりも、湿り気があるほうがより新鮮である。また、古いものはカビ臭くなることが多い。もし傷がついているものを選んでしまったら、そこから傷んでくるので、できるだけ早く消費すること。
保存方法 冷蔵庫に入れると低温障害を起こして傷みが早くなるので、冷蔵庫での保存は厳禁。土を洗い落とすのも避けること。乾燥して品質の低下が早まってしまうので、土付きのまま新聞紙などに包み、風通しのよい冷暗所に置くこと。適温は10度前後。長期保存したい場合は、ゆでてから冷凍保存する。その際は皮を剥いてから少しかために加熱し、冷めたら水気をしっかりとふき取ること。
栄養 カリウム、ビタミンB6、食物繊維などを多く含んでいる。

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