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結の香(酒造好適米)

結の香(酒造好適米)

名称 結の香(酒造好適米)
都道府県名 岩手県
区分 穀類
分類 イネ科イネ属
学名 Oryza sativa
外国語名 Rice (英)
生産地 紫波町、奥州市など。
収穫地域情報 岩手県のほぼ中央を流れる北上川沿いの地域は広大な平野部を生かし、肥沃な土壌にも恵まれていることもあって、古くから稲作が盛んに行われている。その中でも結の香は南部杜氏発祥の地である紫波郡紫波町と、ひとめぼれの産地である奥州市前沢区の2ヵ所で栽培されている。どちらも米の栽培には定評のある地域である。
栽培情報 大吟醸用の酒米として最も重要なのは、“精米時や醸造時に砕けないこと”。もともと岩手県には“ぎんおとめ”や“吟ぎんが”といったオリジナル品種があったが、いずれも高精白に耐えられず割れてしまったり、雑味成分が多かったりと、大吟醸造りに関しては大きな欠点が克服できないでいた。この結の香は他の多くの酒米が直面したこの問題を克服し、精米時や醸造時に砕けにくい酒米となった。また、酒米の代表格といわれる山田錦と比較しても雑味成分が少ない。夏の短い岩手での栽培にも適しているオリジナル品種である。
歴史背景 結の香は岩手県生まれの新しい酒米。実は県内ではその冷涼な気候が災いして酒米の王様と呼ばれる山田錦の栽培ができなかった。そのため、県産の良質な大吟醸酒専用の酒米の開発は、各蔵元の悲願であった。そこで県では1998年ごろから大吟醸酒用酒米の育成に着手。2002年の交配から10年の歳月をかけ、その間細部にまで醸造特性を突き詰め多くの試験研究が繰り返された結果として、岩手県農業研究センターによって2011年に開発された。2012年から紫波町、奥州市の2ヵ所、2.4ヘクタールで本格的に栽培が開始されている。この結の香を使った“純米大吟醸 結の香”は2013年にはわずか6蔵でのみ仕込まれたが、2014年には県内13の蔵にまで広がっている。
時期 通年流通しているが、収穫期は9月下旬〜10月上旬
特徴 酒どころとしても有名な岩手県で、大吟醸酒向けに開発された新たな酒造好適米品種。150万株もの品種交配試験と10年にも及ぶ研究の結果、生み出された。親米は“山田錦”と青森の酒米である“華想い”。全国最高水準の品質を備えた酒米であるだけでなく、結の香はこれらの特徴を受け継ぎ、寒さに強く、大粒な酒米となっている。さらに山田錦よりも歩留まりがよく、かつ、40%まで精白しても割れにくい。さらにタンパク質含有量が低いので雑味成分が少なく、純度の高い酒質になるので、端麗な酒造りに向いている。でき上がった日本酒は、ふんわりしっとりとした優しい甘味に酸味のアクセントが効いていて、非常に華やかな香りがするといわれており、“バナナのような吟醸”とも評されている。製成酒も高評価されている。
加工品 日本酒

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