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徳島県産ブロッコリー

徳島県産ブロッコリー

名称 徳島県産ブロッコリー
都道府県名 徳島県
区分 野菜類
分類 アブラナ科アブラナ属
学名 Brassica oleracea var. italica
外国語名 broccoli (英)、brocoli (仏)
生産地 県内全域で広く栽培されているが、主な産地は徳島市、阿波市、石井町など。
収穫地域情報 徳島県はその面積の全体の約8割が山地である。平坦地が少ない中で、東西に流れている吉野川の中流・下流域を中心に徳島平野が開けていて、豊富な水や温暖な気候に恵まれている。こうした温暖な気候を活かす一つの方法として県内では少ない平坦地を利用した集約農業が盛んであり、ブロッコリー栽培もその一つとなっている。特にJA徳島市とJA阿波町の管内では水田を活用したブロッコリーの生産が盛んであり、近年、作付面積が大きく伸びている。その一因としては、米の裏作としての冬期の野菜生産が進められていること、米の生産調整として春から秋にかけて水田に野菜が作付けされていること、が挙げられている。近年では県南暖地の圃場整備水田での裏作として面積拡大傾向にあり、栽培振興が進んでいる。
栽培情報 県内産のブロッコリーの栽培面積は現在、約720ヘクタール前後で、その半数以上が徳島市に集中している。JA徳島市の予冷集出荷場では、9ヵ月の長期間にわたりブロッコリーの出荷を行うため、暖かくなる時期には鮮度を保つために氷詰めにするなどの工夫を行っている。なお、ブロッコリーは県内では近年生産が着実に拡大している食材となっている。
歴史背景 地中海沿岸部が原産地と言われ、日本へは明治時代にカリフラワーと一緒に伝わったが、当時はあまり普及しなかった。第2次世界大戦後に栽培が本格化。昭和20年代に入ってからようやく一般家庭の食卓へ登場するように。その後、1980年代に入ってから急速に普及した。県内では徳島県農事試験場にて昭和60〜61年にかけて新規造成畑への導入野菜の生産安定と作期拡大を目的として10月上旬〜11月下旬収穫を想定しての品種比較試験が行われたほか、昭和63年〜平成2年にかけては水田農業確立の新技術開発となる“四国東部地域の汎用水田における高度輪作体系化技術の確立”を目的とした栽培方法の試験が行われている。さらに生産の現場では、昭和60年代から平成にかけてブロッコリーのみならず、キャベツやカリフラワー、レタスなどの葉茎菜類の育苗作業の分業や機械定植が発達し、それに対応したセル育苗が普及してきた。それに伴いブロッコリーもセル育苗の技術確立の取り組みが始まった。セル育苗に関する試験が行われ、簡易に管理でき、育苗期間による定植適期が限定されない育苗技術の開発が行われている。
時期 10月下旬〜5月上旬
特徴 徳島県産のブロッコリーの出荷量は平成27年の時点で全国5位、大阪中央卸売市場でのシェアはアメリカ産に次ぐ2位を誇っている。ドーム状の美しい形が特徴的で、茎はしっかりとした太さがあり、よく締まった花蕾は鮮やかな緑色をしていて野菜本来の香りと甘味が楽しめる。花蕾の部分だけではなく、茎の部分も茹でると甘味が出てきて美味しい。
下処理 鮮度が落ちやすい食材なので、長持ちさせたい場合は火を通すことが大切。ゆでる際は房をばらしてお湯に入れるのではなく、軸を付け根で切り落としてから、軸だけ先にお湯にいれ、次に房を塊のまま湯に浸けるほうが均一にゆで上がり、身崩れも防ぐことができる。てっぺんまでお湯がかぶっていない場合は蓋をすること。また、下ゆでの際には熱湯に少しだけ塩を加えると色鮮やかにゆで上がる。3分程度ゆでて、ゆで上がったら水切りして冷ますこと。捨ててしまいがちな茎の部分もゆでてから皮を剥けば美味しく食べることができる。
料理名 炒め物、煮物、サラダ、天ぷら、ブロッコリーのスープ、パスタやピザ、シチューの具材など。
調理法 ゆでても歯ごたえが残り、甘味があるため、シンプルな食べ方が一番。沸騰したお湯に塩を少々入れ、好きな固さにゆでてから、好みに応じてドレッシングなどをかけて食べる。さっとゆでてから、サラダに。ゆでた状態からミキサーにかけてピューレ状にしたものに調味料などを加えたら魚料理などのソースにもなる。ほかにも炒め物や、スープなどに加えれば、味わいだけでなく、彩りも鮮やかになる。炒め物の場合は下ゆでしてから最後に絡めるように加えること。
選び方 “茎”“つぼみ”“切り口”の3点がポイント。全体的にこんもりと丸いもの。房の先についているつぼみが固く締まっていて、色鮮やかな濃い緑色をしているもの。切り口がみずみずしく新しいもの。茎にス(空洞)が入っていないもの。つぼみは一部赤紫色に変色しているものもあるが、それはアントシアン色素が多いため。赤紫色というだけで、ゆでると緑色になり、味も緑色のものと変わらない。低温下育ちのブロッコリーの場合に見られる現象である。
保存方法 常温で置いておくと、すぐに花が開いてしまうので要注意。保存する際はラップに包むか、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で茎を下にして保存すること。もしくはゆでてから水気を十分に切ったのちにキッチンペーパーを敷いた密閉容器に入れて冷蔵庫へ。3日程度を目安に消費すること。
栄養 ビタミンB1、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、β-カロテン、葉酸などが豊富に含まれている。
問い合わせ先 おどる宝島 なっ!とくしま
http://www.pref.tokushima.jp/takarajima/

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