アウトドアフィットネス

ヘルシー探偵団

アウトドアフィットネス

いま、健康について流行っていることや注目すべきことを現場まで行って調べます。今回は、野外でトレーニングするフィットネスクラブについて取材してきました。

 

アウトドアフィットネス

いまや各地に点在するフィットネスクラブだが、設備の違いはあれどいずれも“室内でのトレーニング”という共通イメージがあるに違いない。ここにきて新たな動きが。従来の室内から野外にトレーニングの場を移した“アウトドアフィットネス”がいま注目を集めつつある。 アウトドアフィットネスを日本で最初に提唱した株式会社BEACH TOWNの代表取締役社長の黒野崇さんは、その始まりをこう明かす。

「前職が実は総合病院の職員。予防医学の現場に携わる中で、“健康維持に継続してスポーツをすることは有効。でも、ジムなどの室内トレーニングは残念ながら長続きしない”ということを感じました。で、継続性のある運動法を考える中で、日本人の生涯スポーツ・ベスト3とされるウォーキング、ランニング、登山と、フィットネスクラブの融合はできないかと。そこでたどり着いたのが、室内ではなく自然の中でトレーニングを楽しむ“アウトドアフィットネス”というアイデアでした」

黒野さんが手掛ける「BLUE多摩川アウトドアフィットネスクラブ」は多摩川のすぐそば。自然や季節を体で感じながらリバーサイドや多摩丘陵を走る“グリーンランニング”、自然散策を楽しみながらのノルディックウォーキングなど、多摩川の河川敷や近隣の砧公園など自然を活かしたトレーニング・プログラムが組まれている。

「おかげさまで従来型のフィットネスクラブでは味わえない開放感や爽快感があると好評を得ています。トレーニングとは別の楽しみを見つけられる人も多くて、“この地域の魅力を再発見しました”“自然に興味を持つようになりました”という声も届いています。これまでフィットネスクラブに懐疑的だった方もご賛同いただけるケースが多いのがうれしい」と手応えを口にする黒野さん。今後は「“地域の自然を活かし、スポーツを通じ健康と笑顔を”というアウトドアフィットネスのコンセプトが少しでも広まっていってくれたら」と語る。

一方、関西圏では生活ヨガ研究所の数珠孝さんが大阪の中之島公園で“リバーサイド・ヨガ”なる野外でのヨガレッスンを実施して反響を呼んでいる。「都市緑化専門メーカーに勤務した経験から、都市生活者に屋外で過ごす心地よさを伝えたいとの思いがあってはじめたのがリバーサイド・ヨガです。口コミで広がって、昨年度は年間で約1500人の参加がありました。最近は地元だけではなく、京都など近県からの参加者も多いです」と数珠さんは語る。

また、千葉県の外房でアオイ・サーフカレッジを開講する元プロボディーボーダーの小池葵さんは、海や湖などの水上でのボードやパドルを使ったヨガレッスン“パドルフィットネス”を考案し、好評を得ている。「体のバランスを整えるエクササイズ効果と筋力アップのトレーニング効果が得られるのがパドルフィットネス。レベルで内容は変わりますが、初めての方も意外と簡単にコツをつかんでボード上でヨガのポーズをとるエクササイズが楽しめます。水上でのレッスンは自然に抱かれているかのようで“リフレッシュできる”という声をよくききます」と小池さんは語る。

暖かくなり、野外で運動するにはいいシーズンになっていく。アウトドアフィットネスクラブで新しい体験をしてみるのもいいのではないか。

BLUE多摩川アウトドアフィットネスクラブ

住所:東京都狛江市東和泉4−11−21
営業時間:月〜木 9:00〜22:00/土日祝 6:30〜18:00 金休
*季節により変動する場合あり
http://www.blue-tamagawa.jp/

リバーサイド・ヨガ

会場:大阪大川沿い八軒屋浜および中ノ島公園
開催:毎週水・土8:00〜9:00 毎月第2・4土14:00〜15:00
参加費:500円
http://seikatuyoga.com/river_top.html

アオイ・サーフカレッジ

住所:千葉県長生郡一宮町東浪見7427−2
パドルフィットネスレッスン:
火・水・木・土・日・祝日/9:30〜11:30/ 13:00〜15:00
受講料:2時間5000円
※レンタル3000円(ウエットスーツ・パドル・ボード・リーシュ・ライフジャケット)
http://aoifarm.com/?page_id=325

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2014.04.21 UP