最近、妙に物忘れが激しくなったと感じているあなた。もしかして、脳がスタミナ切れを起こしているのかもしれませんよ。
私たちの脳は、毎日多くのエネルギーを必要としています。特に糖質は脳の活性化を助けてエネルギー源となるため3食きっちりと摂取する必要があります。しかし、過剰摂取すると活性酸素を増やして脳の活動を阻害してしまうので摂り過ぎはよくありません。また、肉類などで摂取し過ぎた脂肪類は、脳細胞にストレスをかけて老化を促進してしまいます。
一方、積極的に取りたいのは、うなぎやさんまなどの魚に多く含まれる脂肪酸・DHA(ドコサヘキサエン酸)やIPA(イコサペンタエン酸)。これらは脳の神経細胞を再生したり、神経細胞膜の機能を良くしたりと、脳の活性化に大活躍します。また、赤ピーマンや菜の花、かぼちゃ、にんじんなどの野菜等に含まれるビタミンC、E、β-カロテンなどの抗酸化成分は、脳の老化の原因となる酸化を防ぐのでおすすめです。
この他、お酒の飲み過ぎは認知症の予備軍をつくるので要注意。カルシウムの不足は脳の機能低下の他、精神不安定にもつながります。水分の不足も脳にダメージを与えるので、毎日適度な水分摂取(1日1.5リットルを目安)に努めましょう。