ブロッコリーと若鶏のサラダ

vol.

トップシェフのヘルシーレシピ

ブロッコリーと若鶏のサラダ

1人分 197kcal 食塩相当量 0.9g

フランスの家庭の味。
美容と健康を気遣う女性のためのレシピです。

手早くできて、メインにもなる
ヘルシーサラダ。

今回は、色とりどりの野菜とオレンジ、鶏胸肉、ゆで卵のサラダ仕立て。見るからに元気になれそうなプロヴァンスカラーのひと皿です。鶏肉を焼いたり卵を茹でている間に、野菜を準備。仕事を終えて、疲れていてもパパッと短時間で作ることができます。

鶏の胸肉は、皮を取ると低脂肪、高栄養。野菜やフルーツだけでなく、鶏の胸肉も加えることで、明日に備えた栄養をバランスよく摂ることができます。毎回お話ししていますが、料理の美味しさは、素材の良さ、鮮度に比例します。同じ素材でも、元気のないものよりも、フレッシュでエネルギーに満ちあふれたもののほうが体にもいいですよね。特にサラダ用の野菜は、新鮮な瑞々しさも美味しさのための重要な要素。また、緑、赤、黄色など色とりどりのほうが、ビタミン類や、カルシウム、カロテン、ミネラルなどバランスよく取れます。そんなことを考えながら、お店で野菜を選んでください。

さて、日本でもポピュラーなブロッコリーは、私の故郷、南仏でもよく使います。1年中出回っていますが、寒さで甘みがのる秋から冬が旬。

β−カロテン、ビタミン類、ミネラルを豊富に含んでいる栄養価の高い野菜です。茹ですぎず、房のツブツブ感や茎の緻密な歯ごたえを残した方がサラダの美味しさにも繋がります。

松の実をサラダにミックスするのも今回のポイントです。食感や香りだけでなく、栄養面でも優れています。最近、ナッツを1日一握り食べる健康法も流行っていますね。松の実だけでなく、クルミ、アーモンド、ピスタチオなどのナッツ類は、ヨーロッパでは料理やお菓子作りによく使います。食物繊維も豊富と小さくてもパワフル。女性に嬉しい食材でしょう。ただ食べ過ぎはよくないので、サラダにアクセント的に入れるくらいが丁度いいでしょう。

ドレッシングは、サラダに入れるオレンジの果汁の酸味、甘味を利用すれば砂糖を使う必要もありません。オレンジは、フランス人の大好きな素材。鴨料理のソースにも使います。鶏と相性がいいと思います。お酢は、ワインヴィネガーでも構いませんが、フランボワーズなどフルーツヴィネガーを使うと酸味も風味もまろやかでちょっと優雅な気持ちなれますよ。

材料(2人前)

鶏胸肉

120g

ブロッコリー

1株

赤パプリカ

1個

オレンジ

1個

粒コーン(缶詰)

大さじ2

松の実(くるみでもよい)

大さじ1

プティトマト

8個

ゆで卵

1個

パセリ

少々

フランボワーズヴィネガー

適宜

1.4g

コショウ

適宜
  1. 鶏胸肉の両面に塩、コショウをふり、フライパンにオリーブオイルを入れ、温まったら弱火で片面を約3分焼く。きつね色になったら、裏返して2分ほど焼き、バットなどに移して冷ましておく。

    フライパンにオイルを入れた時は強火で温め、鶏を入れたら中火の弱火程度にして火が入り過ぎないように気をつける。

  2. (1)の作業の間に、湯を沸かして塩をひとつまみ加え、小房に分けたブロッコリーを歯ごたえが少し残るくらいに茹で、氷水に入れる。

    氷水に入れることで、色鮮やかな仕上がりになる。

  3. オレンジの皮をむき、白い筋は苦味があるので苦手な人は筋も取り、中袋をはずして果肉だけにしておく。オレンジから出たジュースも使うので、ボールに絞り入れておく。

  4. 赤パプリカは1cm弱の角に切り、プティトマトはヘタを取る。

  5. (3)のオレンジの絞り汁、塩、コショウ、フランボワーズヴィネガー、オリーブオイルを合わせ混ぜ、ドレッシングを作る。

    ドレッシングは、ヴィネガーに塩、コショウをよく溶かしてからオリーブオイルを加える。

  6. (5)に、(2)のブロッコリー、(4)の赤パプリカ、粒コーン、松の実を入れてよく混ぜ合わせ、3分ほどマリネして味を染み込ませる。

きのこを添えて秋らしく

サラダに使う野菜は、レシピ通りに用意する必要はありません。市場で旬の野菜を選んでください。冷蔵庫に残っている野菜を利用してもいいでしょう。また、低カロリーのキノコを鶏と一緒に炒めて添えると秋らしいひと皿に。鶏胸肉ではなく、ささみを茹でたものを手で裂いてサラダに混ぜても美味しいと思います。ナッツは、クルミもおすすめです。

忙しい女性にむけて、手早く作れてしかも、健康にも美容にもいい料理を考えました。このひと皿には、タンパク質、必須アミノ酸、リノール酸、ビタミン類、β-カロテン、ミネラルなどさまざまな栄養素が入っています。社会で活躍する女性が増えていますが、そのためには健康でいることが大切ですから。忙しくても、料理をすると気分転換になりますし、野菜やフルーツを食べると食感や香りでリフレッシュできます。ひと皿に盛り込むので洗い物も簡単です。

アンドレ・パッション

1944年南仏モンペリエ生まれ。フランス、カナダのレストランを経て、1970年大阪万国博覧会にて「レストラン・デュ・カナダ」のシェフとして来日。六本木「イル・ド・フランス」のシェフを務め、1984年に代官山「レストラン・パッション」を開店。2000年フランス農事功労章オフィシェ受章。国家功労章受勲者。2013年フランス農事功労章コマンドール受章。フランス共和国最高勲章レジヨン・ドヌール受章。

レストラン・パッション

住│
東京都渋谷区猿楽町29-18 ヒルサイドテラスB棟1号
電│
03-3476-5025
営│
11:30~L.O. 14:00 18:00~L.O.22:00(日曜・祝日L.O.21:00)
席│
54席
休│
無休

カード│使用可

毎月2回更新Powered by 東京カレンダー

2014.09.16 UP次回は10月6日更新予定です。

  • ピン