白菜あんの目玉焼きのせ

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トップシェフのヘルシーレシピ

白菜あんの目玉焼きのせ

1人分 181kcal 食塩相当量 1.7g

栄養価が高く、ヘルシーに
旬の白菜をおいしく食べる一品。

しっかり炒めて旨みを引き出し、
紹興酒の香りで風味豊かに。

 白菜がおいしい季節です。生でよし、炒めてよし、煮込んでよし。鍋料理の具材としても欠かせない、この時期、頼れる食材ですよね。今回はこの白菜を使った、ご家庭でも簡単にできる一品、「白菜あんの目玉焼きのせ」をご紹介します。
 白菜を炒めて調味し、水溶き片栗粉であんにして目玉焼きをのせるだけ。鍋ひとつで、短時間でできて、失敗しない簡単な料理です。店では今の時期のまかないの定番。ヘルシーに、そしておいしく作れるコツをぜひ覚えて下さい。
 白菜とねぎは、だいたい同じ大きさに切りそろえ、ねぎ油で炒めます。まかないを作るときは素揚げにしますが、少量のねぎ油でしっかり炒めることで、甘みを十分に引き出せます。ポイントは、あまり頻繁に混ぜずに、ところどころに焦げ目を付けるイメージで炒めること。少しの焦げ目は、いい味を出す調味料になります。
 調味料を加える際、紹興酒から加えるのもポイントです。先にしっかりと紹興酒の香りを立て、具材にまとわせることで、風味が際立ちます。

 あとは、紹興酒以外の調味料を加えて軽く煮込んでいきます。白菜やねぎの甘み、紹興酒の香りやオイスターソースの旨みが溶け出し、一体となったスープがごちそうです。
 目玉焼きの焼き加減はお好みですが、半熟がおすすめ。流れ出す黄身がソースになり、コクを加えてくれるからです。
 まかないでは、「白菜あんの目玉焼きのせ」をご飯に載せて、丼として食べていますが、たっぷりの白菜とねぎをアツアツのあんかけ仕立てにし、目玉焼きをのせれば、ご飯がなくても十分満足できるはず。白菜の食物繊維もたっぷりとれ、卵が加わることで栄養バランスもよい一皿になります。
 今回は店のまかないにならい、仕上げに黒こしょうを加えましたが、七味唐辛子や柚子こしょうなど、お好きな調味料で辛みを加えてアレンジしてもOKです。
 ごちそう続きの年末年始、胃を休めたいときにもぴったり。白菜と卵でできるところも、助かるレシピですよね。

材料(2人分)

白菜

150g

ねぎ

1/4本

2個

植物油

大さじ1/2

鶏のだし

150cc *鶏ガラスープの素を使用でも可

紹興酒

大さじ1

ねぎ油

大さじ1/2

オイスターソース

大さじ1

醤油

大さじ1と1/2

水溶き片栗粉

適量

黒こしょう

適量
  1. 白菜は細切りにし、ねぎは約5cmの長さに切ったものを縦に4等分する。卵は目玉焼きに。

  2. 鍋にねぎ油をひき、白菜とねぎをしんなりするまで炒める。

    あまり混ぜずに、やや焦げ目が付くまで炒める。

  3. (2)に紹興酒を入れて香りが立ったら、鶏のだし、オイスターソース、醤油を加えて煮込み、水溶き片栗粉でとろみを付ける。

    紹興酒を先に加えることで、香りが立ち風味が増す。

  4. (3)を皿に盛り、目玉焼きをのせて黒こしょうをかける。

スーパーや青果店に通年並ぶ白菜ですが、おいしい時期は11月から2月。ちょうど温かい鍋料理が食べたくなる季節で、欠かせない食材のひとつです。食物繊維が豊富で低カロリーなので、整腸やダイエットのために日々の食生活に取り入れている人も多いはず。ビタミンCも豊富で、風邪の予防にも効果的。カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル類も豊富な、ヘルシー食材です。鍋もいいですが、調理法のバリエーションが増えれば、食卓にのぼる機会も増やせます。中華風の一品もぜひ、レパートリーに加えて下さい。

松下和昌 KAZUMASA MATSUSHITA

1978年、大分県生まれ。調理師専門学校を卒業後『天厨菜館』『A-jun』等で修業。野菜中心のモダンチャイニーズとして一世を風靡した赤坂『中華うずまき』の料理長に就任。立ち上げから7年間厨房を任された。2015年、神楽坂に『ENGINE』を開業。やはり野菜がメイン、和の食材も多く取り入れた季節感あふれる創作中国料理をワインと合わせて提案する。

ENGINE

住│
東京都新宿区神楽坂5-43-2 ROJI神楽坂1F
電│
03-6265-0336
営│
18:00〜22:00LO(月曜・水曜・金曜・土曜ランチ11:30〜13:30LO)
休│
日曜・祝日・第3月曜
席│
カウンター6席、テーブル12席

カード│使用可

毎月2回更新

2020.01.14 UP 次回は1月27日更新予定です。

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